トップ
イベント・研修
公募・募集
報告書・データ類
ビジネス
公的機関
県内企業
お役立ちリンク
メルマガ
ML
掲示板
メルマガの利用について
メルマガ一覧
メルマガの開設方法
利用者ガイド
開設者ガイド
管理者ログイン

バックナンバー

【経営をもっと楽しく】 ダイエイエコテック通信 [目次に戻る]

【経営をもっと楽しく】 ダイエイエコテック通信

  • Date: Mon, 2 Feb 2009 09:00:00 +0900 (JST)

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

【経営をもっと楽しく】 ダイエイエコテック通信 vol.2 2009/2/2
 発行元: 株式会社ダイエイエコテック
(  HPアドレス:近日公開  )

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
皆さん、こんにちは。
今回で2号目となるダイエイエコテック通信です。
vol.1発行後にご登録頂いた皆さんには初めての配信となります。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

さて、この時期の話題といえば・・・
明日(2月3日)の「節分」について触れてみます。
本来は立春の他、立夏や立冬の前日も同様に「節分」なのですが、
中でも春を迎える立春は1年の中でも重要度が高いことから、
今では立春の前日のみを節分と呼ぶようになっているとのこと。

季節の変わり目は災害や病などを引き起こす邪気が入りやすい為、
豆をまいて追い払う。これが「豆まき」の起源だそうです。
目に見えないものに対する恐怖や不安を豆まきで解消するわけですね。
何かと不安の種の多い時勢ですが、
永年続いてきた節分の行事にあやかって、
すっきりした気持ちで‘春’を迎えたいですね。
私も明日は、近所の福井大仏の豆まきに繰り出したいと思います。


::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

1.経営がもっと楽しくなるプチ情報
   −経営と社員の「誇り(プライド)」

2.もっと知りたい!特集記事1
   −国内排出権取引制度

  もっと知りたい!特集記事2〔連載記事:2/2〕
   −社員の情報セキュリティ意識を高めるには?

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

1.経営がもっと楽しくなるプチ情報
   −経営と社員の「誇り(プライド)」

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

以前、ニュースを見ていたら、
米国で若者の仕事に対する価値観が変わりつつある、
という話が紹介されていました。
何でもティーチ・フォー・アメリカ(Teach For America)というNPO法人が
就職先人気企業ランキングで並み居る大企業を退け
第2位にランクインしたとのこと。
このNPO法人は教育困難地域にある学校に常勤講師として
赴任させるプログラムを実施しており、
名門大学からの就職も多いというのです。
しかも経営者はマイクロソフトの幹部出身だとか。
学生の志向は高収入が得られる大企業ではなく、
“誇り”や“働きがい”に向かっているようです。
興味深い価値観の動きですね。

そこで今回は「誇り(プライド)」について考えてみます。

早速ですが、みなさんは“誇り”と聞いてどんなことをイメージされますか。
「何を青臭いことを言っているのか!“誇り”で飯(メシ)なんか食えんよ」
「わが社に足りないものだね。社員が“誇り”の持てる会社になりたい!」
まぁー、色んな意見があることだと思います。

そこでまず“誇り”を持った社員はどのような考え方、
行動をとるのか見てみることにします。
私の友人に、仕事に対してとてつもない“誇り”を持った起業人がいます。
その友人は表情、声、姿勢にバイタリティがあり、
辛い表情一つ見せず、いつもニコニコ、そして黙々と仕事をしています。
決して楽な仕事ではありません。
仕事を受注するために、マーケティングや人脈拡大に精を出し、
それと並行してお客様にサービスを提供しています。
いつでも精一杯のサービスを心掛け、
急な呼び出しがあっても時間を工面し、
クレームがあっても誠意をもって対応し、
お客様に怒鳴られることがあってもめげずに通い続けます。
仕事に必要な時間やお金は惜しまない一方で、
無駄な事には一切お金を使いません。

どうですか?こんな社員がいたら、
トップやマネージャーとして嬉しいと思いませんか。
全員がこんな社員だとしたら業績が良くなりそうな気がしませんか。
このような社員を青臭いと思いますか。とんでもない、自慢の社員ですよね。

ですが、どうすれば“誇り”を持てるのでしょうか。

社員の方が“誇り”を持つための最も大切な条件として、
「自分は誰かの役に立っている」と感じられる環境があります。
「自分は誰かの役に立っている」と感じるには、1.ニーズ、
2.経営目的・使命、3.お客様からのフィードバック、
4.組織からのフィードバックの一連のサイクルが必要になり、
例えば美容形成外科では次のようになります。

1.自社の製品・サービスでどのような課題が解決できるのか(ニーズ)
   例:「美しく」になりたい
2.課題を解決することで、どんな社会が実現するのか(経営目的・使命)
   例:女性がもっと美しく、もっと若々しく、そしてもっと自信の持てる社会
3.自社の製品・サービスで課題が解決できたのか(お客様からのフィードバック)
   例:患者様から感謝の言葉を頂いた
4.自分は課題解決の役に立ったのか(組織からのフィードバック)
   例:サービスを提供したのは“私”であり、経営者からも褒められた

繰り返しになりますが、
1〜4までが社員に明確に自覚されていることが大切です。
簡単なことのようですが、
“誇り”を持てない社員が多くなってしまっているのは
何らかの理由でこのサイクルが機能していないからです。
私の経験上、主因はトップやマネージャーにあります。
(先ほど、あえて“環境”と表現したのは、トップやマネージャーでなければ、
環境づくりができないからです。)
ですが、本音で「“誇り”なんて要らない」と思っている方はほとんどいません。
なぜこのような事態に陥ってしまうのでしょうか?
真因は社員の“誇り”が経営に及ぼす効果を十分に知らないからです。
そしてどうすれば“誇り”を持った社員が増えるのかを知らないからです。

「組織は人なり」といいますが、これは経営の本質を言い当てた言葉なわけです。

最後に今回のおさらいと実践テクの紹介です。
“誇り”を持った社員を育てるには、
上述した1〜4に沿って、
社員が自覚できる環境や状況を提供すること。
そして、そのために実践すべきことを3つ書き出し、毎日確認しましょう。
そして結果と変化を確かめながら、
一つ一つに深い思慮と忍耐力を持って取り組みます。
この試みは必ず成果(働きがい、業績)となって現れるはずです。

次回のテーマは「チームワーク」です。


::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

2.もっと知りたい!特集記事1
   −国内排出権取引制度

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

最近、福井テレビで「エコ桜プロジェクト」というCMが
放送されるようになりました(最近、私が気付いただけかもしれません)。
同社HPによれば、温暖化の原因とされる二酸化炭素排出を
自主的に埋め合わせするカーボンオフセット運動として、
福井テレビが県内の温暖化防止活動「LOVE・アース・ふくい」と
共に行う環境活動と紹介されています。

カーボンオフセット?
“埋め合わせする”と説明されている通り、
桜の苗木を植え成長する過程で吸収する二酸化炭素と
事業活動によって排出した二酸化炭素の一部又は全部を
相殺(チャラに)することを指します。

ですが、事業活動から排出される何万トンという二酸化炭素を
桜の樹だけで相殺できるのでしょうか。
結論から言うと不可能ではありませんが、
相当広い土地と資金が必要になるため、あまり現実的とはいえません。
そこで注目されているのが排出権取引制度です。
日本でも昨年10月に国内排出権取引制度(試行)への参加企業を
公募し始めましています。
そこで今回は、「国内排出権取引制度」を特集します。

この制度の目的は次の通りです。
「実際に削減努力や技術開発に繋がる実効性のあるルールを整備し、
マネーゲームが排除される健全な実需に基づいたマーケットの構築を目指すこと」
少し堅いのですが、
要は地球を守るための良い制度をつくりましょう、ということです。

既に大手企業を中心に500社以上が参加しており、
地元ではセーレンが参加しています。
その他、排出量取引予定協議会に福井県中小企業団体中央会、
ダイエイ、ダイエイエコテック(当社)が参加しています。
参加企業は総排出量目標又は原単位目標(年度目標)を設定し、
第一義として排出削減を目指すことになります。

また排出枠の取引を行う参加者は口座開設が義務付けられ、
そこで排出枠の取引を行うことになります。

目標の達成手段には、排出削減の他、
中小企業への技術供与による削減、中小企業との共同実施による削減、
排出枠購入(事後でも可)によるオフセットなどがあり、
まさに京都メカニズムの縮小版となっています。

日本では昨年4月から京都議定書の第一約束期間に突入し、
4年後には90年度比でマイナス6%を達成しなければなりません。
海外向けのCDMプロジェクトも進んでいますが、
理想の取り組みとしては、やはり自己努力による排出量削減です。
近い将来、日本では排出目標(基準)が設定されるとの噂もあります。
大企業にとっても、中小企業にとっても
メリットのあるWIN-WINの制度ができれば、
きっと目標が達成できるはずです。

当社も会員として制度づくりに積極的に関与し、
環境問題に一石投じたいと思います。


::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

2.もっと知りたい!特集記事2〔連載記事:2/2〕
   −社員の情報セキュリティ意識を高めるには?

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

前回は情報セキュリティをテーマとして、
効果的な取り組みとするのに情報セキュリティ意識が大切だと紹介した上で、
トップやマネージャーの振る舞いが鍵を握ると紹介しました。

そこで今回は、社員の情報セキュリティ意識をさらに向上させる
『情報セキュリティ教育』について特集します。

教育において大切なのは、
“ロジカル”に対応策(例:PCを自宅に持ち帰らない)
が理解できているということです。
その為には、やるべきこととしての
“対応策”に加えて、
「現状の問題点」「対応策」「対応策の効果」なども
セットで理解できている必要があります。
 “ロジカル”に理解されていないと、
「面倒臭いな〜」と感じたときに
簡単に誘惑に負け、ルールを破ってしまいますからね。

個々の要素について、もう少し詳しく解説すると…、

「現状の問題点」とは
・世間で起こっている事件、事故の概要(*特に真因を正しく特定する)
・社内での使用状況や実態調査の結果、及び問題点
 (*客観的な事実に基づいている)
・リスクが現実化した時、自社やステイクホルダー(顧客、関係者)に及ぼすと
 予想される影響や損害(*リアリティを持って)

「対応策」とは
  ・具体的な運用方法や取り決めの詳細(*5W1H)

「対応策の効果」とは
  ・具体策を実施することによって得られる効果(*明解に)

教育にできることはここまで。

「ヨシ、やろう!」という気にさせるのは、
トップやマネージャーの振る舞い、
つまりリーダーシップです。

1.自らも実践する
  *トップやマネージャーの姿勢により、社員の心の中での対応策の
    重要性が高くなります。
2.一緒に問題を解決する
  *新しい取り組みにおいて、事前にどれだけ問題を予測していても、
       新たな問題が発生するものです。その問題を放置して置くと、
       面倒臭さや迷いにより取り組みが根付かなくなります。
3.フィードバック
  *トップやマネージャーのフィードバックが社員の「自信」や「意欲」を
      育みます。

方針(前回)、教育(今回)とも即効性はありませんが、
土壌づくりなくして、芽も蕾も出ません。
対応策を実効性の高い取り組みとするためには、
まずは情報資産を扱う社員の意識を高くしてやる必要があるわけです。
真摯に、地道に、そして力強く、
方針、教育を通して情報セキュリティの土壌を肥やしていきましょう。



今回で「情報セキュリティ」の特集は終わりです。

次回からは「報・連・相」を特集していきます。




最後までお読み頂きありがとうございました (^―^)/


「経営をもっと楽しく」

株式会社ダイエイエコテック

福井県越前市白崎町73-1-3

TEL. 0778-24-4624  FAX. 0778-24-4626

(HP address:近日公開予定)

コンサルタント/佐竹悟のブログ『再出発!経営コンサルタントの奮闘記』

(address:http://ameblo.jp/strength-of-its-numbers/)

================================================================
■本メールマガジンは、ふくいナビメルマガ発行機能を利用しています。
 http://www.fukui-navi.gr.jp/
■購読の解除は、以下のURLからお願い致します。
 http://www.fukui-navi.gr.jp/mm_detail.php?ml=excite
================================================================

ナビツール
メルマガ、ML、掲示板が持てる、使える。
メールマガジン メルマガで情報発信
メーリングリスト 初心者でも簡単運営!
掲示板 広告が入らない掲示板
ここがお勧め!
全メールでウイルスチェック
個人情報を開示しません
メールに広告が入りません
初めてでもらくらく運営
内容をデータベース化
困ったときでも身近でサポート
週刊!ふくいナビ
毎週月曜日、ふくいナビの情報の中からタイムリーな情報をメールでお届けします!
メールマガジンに登録する E-mail:
メールマガジンを解除する E-mail: