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【JAGI通信】 繊維先端工学専攻特別講演会「Adhesion and Adhesive Bonding (接着と接着結合)」
- Date: Thu, 17 Oct 2013 09:23:05 +0900 (JST)
◇◆◇◆ 産学官連携推進情報 【JAGI通信 】 ◇◆◇◆
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〜ふくい産業支援センターから【JAGI通信】をお届けします〜
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〈講演会詳細〉
情報名:「繊維先端工学専攻特別講演会」
題目: 「Adhesion and Adhesive Bonding (接着と接着結合)」
講師: フランス ボルドー大学 Martin Shanahan教授
日時: 2013年10月24日 13:30〜15:00
会場: アカデミーホール(福井大学 文京キャンパス)
対象: 学生、教職員、一般のみなさま
※講演は英語です
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講演内容
接着と接着結合
接着剤結合は構造物や他の工業的応用において生産手段としてますます一般的
な手法となりつつあるが、その利用を“妨げる”一大要因が、耐用寿命を高い信頼
性で予測する手法が存在しない点にある。標準的な非破壊試験法は一般的に接着剤
結合に適用可能であることが未だ証明されていない。つまり、欠陥を検出すること
はできるが、信頼性の実用的な基準となっている潜在強度を測定できないためであ
る。我々は接着に特異的な試験法を開発し、人工的に導入した接着結合欠陥(モデ
ル欠陥)が、接着部位及び構造物全体の全強度に対しどのような影響を与えるのか
を研究している。接着欠陥の存在は時として予測されていなかった意外な結果をも
たらす場合があることが明らかとなってきた。
Martin Shanahan博士は最初の学位(物理学)とPh.D.(1974年)をロンドンで取得
し、1997年にはDoctor of Scienceを取得している。ポストドクトラルフェローと若
手CNRS(フランス国立科学研修センター)研究員の時代を東フランスのMulhouse
で過ごし、the Ecole des Mines de Paris(パリ国立高等鉱業学校)に接着とその
関連現象の研究グループを作って独立した。Shanahan博士の研究対象は、機械系
の構造接着への応用を含む「固い」接着と複合材料から、小規模な「柔らかい」接
着と「ぬれ」に至るまで広範囲に渡っている。接着工学分野のいくつかの学術誌の
編集委員を歴任しており、現在、Institut de Mécanique et d'Ingénierie de
Bordeaux(ボルドー大学 機械工学研究所)の教授である。
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〈大学間連携共同教育推進事業担当)
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