【実行予算の極意】Ｖｏｌ3 積算予算とグループ予算 「MIYASYSTEM」

大安号外企画　　「実行予算の極意」Vol．３

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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Vol.21-26　2009.9.30 ━
　　みなさん、おはようございます(*^_^*)　

　ミヤシステムの　開発者愛娘　エリザベス　こと
　宮脇恵理（みやわきえり）です！


　いつもお読みいただいてありがとうございます！


　今日は年度の上半期最後の日！
　各地でもだんだんと、工事も発注され　繁忙期への準備をすすめる
　時期となりました。　この秋からは！今までとは違う！
　実行予算を組んでいきましょう！


　「実行予算の極意」　３日目は実行予算の積算の考え方から
　　段取り重視の実行予算へ変化させましょう！


　▼まず、今日の準備から。
　１、トライアル版のインストールがお済でない方は下記より
　　　ダウンロードを行ってください（アンケートをお答えになってくださいね＾＾）
　　　↓　　↓　　↓　　↓　　↓
　　　http://www.miyasys.co.jp/dl/index.htm

　２、工事データを作成しました。下記よりダウンロードしてください。
　　　http://www.miyasys.co.jp/yosan/otameshi3.exe　「お試し入力用工事３」

      工事の断面図も準備してみました
　　　http://www.miyasys.co.jp/yosan/danmenzu.pdf

      設計の内容はこちら▽
　　　http://www.miyasys.co.jp/yosan/sekkei.pdf



　【工事施工順序】

　「機械掘削」と同時施工で「発生土処理工（運搬）」　⇒「基礎砕石」　
　⇒「型枠」　⇒「コンクリート打設」　⇒「管布設工」　⇒「型枠」　
　⇒「巻きコンクリート」　⇒「脱枠」　⇒「砂埋め戻し」　
　⇒「発生土埋め戻し」　⇒「残土処理工」

　とし、管布設の延長は５０ｍで仮定しています＾＾


　では、早速ダウンロードしていただいたデータを開いてください。

　このデータは事前に積算作業を行い、仕入単価を「実行単価」に
　入力しています。


　原価要素の単価確認の方法▽
　１、お試し入力用工事３　をダブルクリックで開き、下部の「マスタメンテ」
　　　をクリック

　２、ひとつの原価要素について単価は4段階。「積算」「見積」「実行」「実績」
　　　「積算」設計単価　「見積」下請けなどの場合見積に使う単価
　　　「実行」実際の仕入単価　　「実績」外注費などの予想単価


　【カンタンシミュレーション】
　　原価要素ごとに４段階の単価を持つ意味がわかりますか？
　　これは、単価選択ひとつでシミュレーションが可能になります。

　　例えばメイン画面（工事を開いた最初の画面）で実行金額と設計金額が
　　表示・計算されていますね。これは同じ歩掛（生産性）での予算でも
　　使用単価が「実行」と「積算」で異なるため

　　まず積算を行い、実際の仕入単価を入力するだけでも実際の施工に近い
　　予算となります。



　【グループごとの実行予算】
　　グループ番号　10010　床堀・発生土処分工　をダブルクリックすると
　　含まれる工種が表示されます。
　　
　　工種をダブルクリックすると、その歩掛や原価要素の単価が確認できます。


　　この「10010　床堀・発生土処分工」には、機械掘削と　ダンプトラック運搬が
　　同時施工で進むように段取りしています。

　　通常の積算の考え方では、上記のように工種ごとに予算を組む企業様が
　　大半ですが　ミヤシステムでは、特許手法　作業のグループ化を最大限利用し
　　グループが工程表の１ラインになるのでその括りで予算を組むことが
　　できるようになります。


　　参考帳票としては　　必ず確認してください

　　Ａ．積算での歩掛▽　帳票印刷＞見積予算帳票＞実行予算歩掛単価表
　　　http://www.miyasys.co.jp/yosan/bugakaritanka1.pdf

　　Ｂ．グループごとの歩掛▽　帳票印刷＞見積予算帳票＞グループ別歩掛単価表
　　　http://www.miyasys.co.jp/yosan/bugakaritanka2.pdf



　Ｂのグループ別歩掛単価表は、Ａのそれぞれの２つの工種の複合歩掛表となります。

　グループ予算を組むには、このＢの歩掛をどこまで下げることができるかを
　シミュレーションすることが大切です。

　ここでは、工種が２つしかグループ化されていませんが、万一段取りの中で
　１０工種あれば、実行予算を組む作業は1/10の時間で作成できますね（*＾o＾*）




　では、明日は実際にグループ化を利用した実行予算をどのようにシミュレーション
　しながら工程表と連動し、作成するのかを　お話します。



　今日も、ご安全に！




　※みなさまの　熱いご意見もお待ちしています。
　　このメールを返信していただければ
　　ミヤシステムに　直接届くようになっています。

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     発行・企画・運営 ミヤシステム株式会社 

 　  編集・執筆　　
　　 宮脇　貴代之　　北山　大志郎　　宮脇　恵理　　
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