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【大安吉日】[実行予算作成のポイント] 画に書いた餅になっていませんか?
- Date: Tue, 5 Feb 2013 01:00:01 +0900 (JST)
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Vol.25-4 2013.2.4 ━
皆様、今日も現場お疲れ様です。
ミヤシステムのエリザベスこと宮脇恵理です!
今日は立春ですね。
文字のとおり、春が立つ。
春の訪れ、第1日目。風水的には今日が新しい1年が始まる日
とのこと。
私も、節分を境に大きく変わるといろいろなものに書かれていました。
気持ち新たに、またいろいろなことを検証していきたいと思います。
さて、大安メルマガ!今日も張り切ってまいります!
※最近起こった原価管理をしてきて究極に進歩を実感した出来事を
ご紹介するので、最後まで読んでくださいね♪
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▼ [実行予算作成のポイント] 画に書いた餅になっていませんか?
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ここ1ヶ月のお問い合わせで一番多いのは、
「実行予算の作成方法を教えて欲しい」
というご相談です。
前回も書きましたが、「実行予算」と「積算」は異なります。
前回のメルマガはこちら▼
http://www.miyasys.co.jp/wp/?p=6901
積算は、工事の設計工種に基づいて標準的な生産性と標準単価から算出される
工事金額を積み上げる方式です。
では、実行予算にはどんなスパイスが必要なのでしょうか?
その工事ごとに材料のボリュームや商社さんとのつながりによって
仕入単価は異なります。
積算に仕入単価というスパイスをまず加えることで 一歩前進です。
でも実際の実行予算とするには、少々深みが足りません。
それは何か?
まずは、標準歩掛(生産性)は工種ごとのボリュームに関係なく
例えば○○工 100m3あたり・・・という計算方法になっています。
きりのいい数量あたり・・とされていることもありますし
1日あたりに施工可能な数量となっている場合もあります。
でも、あなたの担当する工事が必ずしも100m3あたりの生産性で計算されていても
3m3しかなければ、この生産性は全くと言っていいほどあてにはできません。
つぎは、時間の概念です。
実行予算を組むときに
1、朝現場に行ったら朝礼を8:00までに済ませ
2、バックホウでオペが掘削をして手元は2名で基面整正。
3、その後矢板をたてて
4、ほった土はユンボで運んで・・・
と考えていくわけですが、これが「段取り」
なんの作業が同時進行できるのか?を
考えるのは監督さんの腕次第。
無駄なく、ムラなく
現場を進めていくことが理想です。
複合的にこのような多くの工種が入り乱れて現場は進んでいくので
単一工種ごとに生産性を考えることなんてできません。
それができるのは
鉛筆を舐めながら・・それこそ現実には即していない
画に書いた餅になりかねません。
これは、原価管理にも通じます。
ここが私たちの最も得意とするところ
作業のグループ化です▼
http://www.miyasys.co.jp/tokucho/miya-feature/group.htm
原価管理とは、「出来高」と「原価」を同時に集計し
損益を把握することです。
そして、PDCAを回します。
出来高を管理するのが難しく、なかなか原価管理ができていないのが
現状の企業様もこのグループ化で可能となります。
原価集計とは、出来高に関係なく
「今いくらかかっているのか」だけを管理していく方法です。
これは、工期の短い工事には効果を発揮します。
あと、どれくらい原価がかかるのかの判断がつきやすく
最終的な工事利益金額が予想しやすくなるからです。
しかし、数ヶ月にわたる工事では、このやりかたは通用しません。
単に、原価を清書しているようなものだというのが私の中での感覚です。
作業のグループ化、次の号ではその具体例を紹介したいと思います。
今は時代の変わり目。化石にならないために 変化が必要です!
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お気軽にサポートセンターをご利用になってください♪
0120−8986−88(ハヤクヤローパパット)まで。
最後に、最近の出来事の中から監督さんの成長を感じた場面をご紹介します。
以前にもお伝えしましたが、MIYAシステムの開発元 宮脇建設では
新人の監督さんが最初に覚えるのがMIYAシステムで日報を入力することだといっても
過言ではありません。
昨年は、地元の工業高校を卒業した18歳の監督さんが入社され
毎日日報を入力し(流石に実行予算は、先輩が作成したものです)損益確認と
明日の段取り、目標損益分岐点を確認しています。
ある月の常用工事で一部協力会社さんが入っている工事請求書の常用人数と
MIYAシステムの出面が異なりました。
事務長さんは、若い新人監督さんの入力した日報が間違っているのだろう
請求書が違うわけないという思い込みもあり
入力が違っていると指摘しました。
すると調査の結果・・・
請求書が間違っていたのです。
それも、実際よりもかなり多い金額が請求されていました。
建設会社の利益率が低い原因の一つには監督さんの請求書査定にあるとも
言われています。
監督さんは、請求書が正しいかどうかを確認する術がないのです。
あるとすれば、事務員さんも手伝って納品請求を全て確認することでしょう。
現実的には、多くの材料や人、機械を扱う建設業では工期前は特に
そのようにひとつひとつ確認することは、机上の空論、机上の理想論にすぎないと
思います。
そのための仕組みをツールを使って構築することが重要です。
使っていないものにお金を払うことほど、もったいないことはありませんよ。
ではそろそろお時間がまいりました。
エリザベスがお送りしました。
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毎日配信中。
※みなさまの 熱いご意見もお待ちしています。
このメールを返信していただければ
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発行・企画・運営 ミヤシステム株式会社
編集・執筆 宮脇 恵理
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