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【大安発行】 ことばで伝えてみよう。
- Date: Sat, 22 Feb 2014 23:45:00 +0900 (JST)
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大安吉日発行 ミ┃ヤ┃シ┃ス┃の┃メ┃ル┃マ┃ガ┃
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Vol.26-10 2014.2.22 ━━━
今日もお仕事お疲れ様でした。
ミヤシステムのエリザベスこと宮脇エリです。
1月は「行く」、2月は「逃げる」と言いますが
新年だなぁと目標をたてた元旦から あっという間に2月も終わろうとしています。
3月は「去る」といいますので年度末まであっという間に過ぎてしまいそう。
一旦立ち止まって、もう一度目標を振り返ろうと思います。
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今年は、大安メルマガでたくさんの方にミヤシステムのマインドをお伝えしようと
決め、10通目のラブレターを本日配信しています。
最近はお返事をいただくことが多く、ひとつひとつ拝見しています。
ありがとうございます。
その中で多いのが、わたしと同じようにお父様と一緒に仕事をされている方の想い
息子さんや娘さんになんとか継いでほしいという父の想い
原価管理をはじめようと思うけれど、本当に上手くいくのか?という不安の声。
自分の事のように感じながら読んでいくうちに思ったことがあります。
不安の声、挑戦しようとする思い、悩み、相手への気もちは
ぜひ、言葉にだして伝えてみてください。
「こんなわたしの気持ちくらい分かるだろう・・・」
わざわざ言わなくても。
相手を思ったり、自分の中に不安があったりする時に言葉に出すのは億劫になる
ことも多いのだけれど、みなさんが私にくれたメールに書いている想いをぜひ
言葉に出して伝えてみてください。
前号にも書きましたが、原価管理をする上でわたしが一番大切だなと
この10年の経験からだした答えは、
「マインド」 です。
家族や仲間と同じ方向を向いて、目的・目標をすり合わせていくと
1+1=2 ではなく 10にも20にもなります。
大切な人には、とくに 「ご自身の気もちが伝わる言葉を選んで」
お話してみてもらえると嬉しいです。
−−−−−
次に今日は少しだけテクニカルな話を。
予算を組むときも、原価管理をする時も
建設業界では、まずその種類を分けることが必要です。
例えば、同じ原価管理をするにしても
●生産性を管理するのか?
●外注や材料など最終原価があらかた決まっているものの進捗を管理するのか?
に分けることが最初の作業です。
ここが混ざってしまうと、ワケがわからなくなります。
例:歩道に側溝を布設するという工事をかんたんに考えてみます。
1,掘る(掘削) ◯◯m3
2,均す(基面整正) ◯◯m2
3,基礎(基礎砕石、基礎コンクリートなど) ◯◯m2
4,設置(布設) ◯◯m
といった工種が考えられます。
これらが同時に進行するとする場合、ミヤシステムのグループ化の考え方が
役立ちます。ここでは省略しますが詳しくは▼
http://www.miyasys.co.jp/tokucho/miya-feature/group.htm
生産性を管理する: 専門的には歩掛(ぶがかり)を管理するといいます。
1〜4の作業が、1日にどれくらいの数量終わって、それにかかった原価は何?
を見ていきます。同じ人員・機械でも多く作業ができるほど利益はでるということ。
外注の管理をする(下請負契約をする)場合
原価の観点からいうと、下請負契約をする場合は、下請け会社がどれだけの人員を
要したとしても、
1の「掘る」では m3あたり◯◯円
2の「均す」では m2あたり◯◯円
というように単価契約を行う場合を指します。
この場合は、出来高(進捗)と原価は同時管理となります。
予算も予備(隠し)予算を持つ場合を除き、損益は通常0となります。
自社の利益を追求するには、自社の生産性を求める部分を主として管理します。
一歩先に進むと、外注(下請)管理でもその会社の工数を確認することで
下請け会社が儲けているか損しているのかをざっくりと把握している企業は
業界としては一流と言えると思います。
自社だけではなく、協力会社も利益がでなければWin Winとは言えません。
専門的な言葉が並びましたので、今日はこの辺で。
春の講座では、これらの考え方も体系化してお伝えできるので
新入社員研修、技術者研修にもお使いいただけると思います(*^_^*)
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ご興味のある方は無料お試し版をダウンロードしてくださいませ。
http://www.miyasys.co.jp/dl/
その際は、「見えるMIYAシステム」というマニュアルをお手元において
一旦そのとおりに作業してみてくださいね。
−−−−−
大分では、インフルエンザが「A」も「B」 も大流行です。
みなさまも、どうぞカゼなどひかれませんように。
エリザベスがお届けいたしました。
年度末です。
来週もどうぞ、ご安全に!
※みなさまの 熱いご意見もお待ちしています。
このメールを返信していただければ
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発行・企画・運営 ミヤシステム株式会社
編集・執筆 宮脇 恵理
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