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スクラムネット メールマガジン
- Date: Mon, 29 Mar 2021 18:00:00 +0900 (JST)
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メールマガジン スクラムネット No.104
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【配信元】福井県発達障がい児者支援センター スクラム福井
【もくじ】
1..... 発達障がいの事例で考えるワンポイント
2..... 新型コロナウイルスに関する情報
3..... セミナー・研修会などの案内
4..... その他のお知らせ
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年度末で多忙なことと存じますが、
みなさまいかがお過ごしでしょうか。
事務所近くの足羽川の堤防沿いは、
桜がとてもきれいに咲き、
春の訪れを感じます。
1年が経ちましたね。
今年度はコロナに大雪と、
大変な1年でありました。
4月からはまた心機一転、
前向きにがんばりたいものですね。
それでは、
発達障がいの事例で考えるワンポイントです。
【発達障がいの事例で考えるワンポイント】
対人援助の基本は
自己理解と他者理解、そして
数々の事例から
実践を学ぶことだと思います。
以下事例を参考に、
少しでも学びのお役に立てれば、と思います。
Q:小学校3年生の男の子のことで相談です。
運動への苦手意識が強くなり、
体育の授業のある日に、
学校の行き渋りが始まりました。
どのように対処したらよいでしょうか。
A:体操や球技などの全身運動が苦手で、
動作がぎこちなくなるタイプのお子さんは、
どうしても皆と比べたりし、
できない自分のかっこ悪さを感じていることが多いです。
できない場面の積み重ねが、
運動を避けることにもつながるし、
体育の授業が悩みの種になり、
学校への行き渋りの原因になることがあります。
まず、運動を上達していかなければならない
という視点から離れて、
健康維持や生活習慣のためと理解しましょう。
リズム運動の型や、
球技の得点、
動作の速さにこだわらず、
今日も体を動かせてよかったね
という周りの理解が、
本人に伝わるようにすることが大事です。
うまくいかなくても、
大丈夫だと子ども自身が思うことが
体育の授業に参加できることにつながります。
集団の活動が苦手でも、
1人で走る陸上や水泳が得意な場合もあります。
できない種目にとらわれず、
できている範囲を楽しむことに重点を置くといいと思います。
また、皆ができていて、
自分だけできない場面は、
本人にとっては、
とても辛い場面です。
友達などにからかわれたり、
周りの大人に、
「何でできないのや」と言う
言葉かけは、
本人にとって、
学校を嫌いになる原因と言っても過言ではありません。
周りの人たちが、
無意識でも思いやりに欠けてしまった言葉で、
本人の不得意さを指摘しないようにしましょう。
不得意でも参加できていることを認めてあげて、
できなくても大丈夫だと言うことを明確にこどもに伝え、
こどもの安心感を育ててあげることが、
学校に行く楽しみにつながると思われます。
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【新型コロナウイルスに関する情報】
※発達障害情報・支援センターには、
発達障がい等のある方や、
そのご家族に向けの
予防・拡大防止のために作成された
チラシがありますので、
ご参考ください。
発達障害情報・支援センター HP
http://www.rehab.go.jp/ddis/
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【セミナー・研修会などのご案内】
それでは
今後開催予定のセミナー・研修会予定の情報について
お知らせいたします。
○ちち☆ははサポートクラブ
スクラム福井では、
発達障がいのお子さんを育てられている親御さんたちの集まりを
定期的に開催いたしております。
日ごろのお子さんの様子や子育ての悩み、
保育所や学校のことなどを語り合う場を提供し、
親御さんの仲間づくりのお手伝いができれば・・・
と思っています。
※地域の状況に応じて、
関係機関・支援機関の方の見学がある場合があります。
当日の関係機関等の見学の有無については、
スクラム福井までお問い合わせください。
※今年度は新型コロナウイルスの関係により、
参加申し込みは事前連絡をお願いしております。
主催:福井県発達障がい児者支援センター スクラム福井
令和3年度
5月12日(水):敦賀(あいあいプラザ)
5月13日(木):大野(結とぴあ303)
5月24日(月):福井(福井市健康管理センター)
6月9日(水):鯖江(子育て支援センターにじいろ(旧早稲田保育所))
6月16日(水):あわら(あわら市役所2階会議室)
6月30日(水):越前(越前市福祉健康センター)
6月は未定:小浜(会場は未定)
7月6日(火):福井(福井市健康管理センター)
7月7日(水):南越前(南条保健センター)
7月14日(水):敦賀(あいあいプラザ)
7月15日(木):大野(結とぴあ201)
9月15日(水):敦賀(あいあいプラザ)
9月16日(木):大野(結とぴあ201)
9月27日(月):福井(福井市健康管理センター)
参加・ご利用時間は10:00〜12:00までのお時間となります。
(南越前会場のみ09:30〜11:30までのお時間予定です。)
※その他、
詳しい内容は詳細が決まり次第
スクラム福井HP ちち☆ははサポートクラブ
に掲載する予定です。
〇世界自閉症啓発デー 映画『道草』上映会
主催:福井県、スクラム福井
協力:福井県自閉症協会、JDDnet福井
(特非)福井県手をつなぐ育成会
日時:2021年4月3日(土)14:00〜16:00
会場:ユーアイ・ふくい 多目的ホール
参加費:500円
※詳しくは
スクラム福井HP 研修会のご案内
をごらんください。
〇令和3年度発達障がい理解促進事業 市民向け講演会
発達障がいの理解のための講演会
「発達障がいと子育て」
主催:福井市発達障がい相談支援事業所
日時:令和3年4月4日(日)13:30〜15:20(受付13:00〜)
内容:「子育てファイルふくいっ子」について
伊原豊志 氏(スクラム福井 センター長)
「発達障がいの子育てに役立つABC」
馬田知武 氏(あこおる合同会社 代表)
会場:福井市総合ボランティアセンター 交流ひろば
(福井市中央1-2-1 ハピリン4階)
※Zoomによるオンライン参加も可能
参加費:無料
※詳しくは
スクラム福井HP 他機関の研修会のご案内
をごらんください。
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【その他のお知らせ】
○不登校、ひきこもりに関する情報
その他、不登校、ひきこもりに関する情報は、
スクラム福井のHPにある、
ひきこもり支援についての
ページより閲覧ができます。
また、
以下のリンク先からも
直接閲覧ができます。
福井県 ひきこもり・不登校支援 情報サイト
(福井県HP)
http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/shougai/hikikomorishien/hikikomorishien.html
○福井医療大学からのお知らせ
(学生さんからのメッセージ)
私たちは、
福井医療大学の3年生で
言語聴覚士になるための勉強をしています。
私たちは、授業の一環として、
福井県に推定約1万3700人おられる
発達障がいのあるお子さんのご家族に対する支援の
企画を考えました。
福井県は三世代同居率が高いため、
発達障がいのあるお孫さんと触れ合う時間が長い
祖父母の方が、
より発達障がいについて理解してくだされば、
お孫さんの特性をいかせるような
対応ができるのではないかと考えました。
しかし、
祖父母の方に向けた発達障がいの資料が少ないため、
今回この冊子を作成しました。
YouTubeにも動画を投稿していますので、
併せてご覧いただければ幸いです。
詳しくは、下記にて検索をお願いいたします。
福井医療大学HP ⇒ https://www.fukui-hsu.ac.jp
(新着情報・お知らせ欄を参照下さい)
YouTube ⇒ チャンネル名「福井医療大学言語聴覚学専攻」
○子育て中のお母さんの脳の働きを調べる研究
研究参加者募集
主催:福井大学 子どものこころの発達研究センター
研究の目的:
産まれたばかりの赤ちゃんにとって、
泣き声は大切なコミュニケーションの手段です。
お母さんにとって、
赤ちゃんの泣き声はときに可愛く、
ときにうるさく感じてしまうことが知られています。
この研究では、
そうした泣き声に対する感じ方の違いが
どのように生じるのかを調べるため、
泣き声を聞いているときのお母さんの脳活動と、
遺伝子やアンケートとの関連を調べることを目的にしています。
対象者:
初産で、産後約1か月(3週-5週)後のお母さん
研究参加のご相談は、現在妊娠中の方からも募集しています
検査内容:
1.MRI検査
2.パソコンを使った心理課題
3.唾液採集
検査日:
土曜日または日曜日(検査全体で約2時間)
検査は福井大学医学部附属病院で行います
検査の際には、お子様もご同伴いただけます。
その際には、保育士がお子様と一緒に待機します。
謝礼あり:
検査1回につき20,000円(交通費含)
ご興味のある方やご質問のある方は、
下記までメールでご覧ください。
件名に「子育て研究に関して」
本文に「お母さんのお名前」を明記してください。
後日改めて詳細のご連絡を差し上げます。
連絡先:dhiraoka@u-fukui.ac.jp
(担当:平岡まで)
○子どもの脳を調べる研究
研究参加者募集
主催:福井大学 子どものこころの発達研究センター
福井大学・子どものこころの発達研究センターでは
「子どもとお母さん」を対象に
研究を行っております。
研究への参加者を募集しています。
子どもの検査内容:
1.MRI検査
2.パソコンゲーム
3.唾液採集
お母さんの検査内容:
アンケートのみ
対象者:
9歳〜16歳の子どもとお母さん
条件:
・親子で福井大学医学部附属病院まで来ることが可能
・子どもが発達障害・精神疾患の診断を受けていない
検査日:
土曜日または日曜日(検査全体で約2時間)
謝礼あり:
検査1回につき10,000円(交通費含)
ご興味のある方は下記までメールでご覧ください。
件名に「子どもの脳を調べる研究」
本文に「お子さんのお名前・年齢・学年、
お母さんのお名前・電話番号」
を明記してください。
後日改めて詳細のご連絡を差し上げます。
連絡先:
(担当:濱村)
fukuikodomo@gmail.com
※Gmailが受信できるメールアドレスにご連絡ください。
○ADHDのお子様を持つ母親へのペアレント・トレーニング
研究参加者募集
主催:福井大学 子どものこころの発達研究センター
「たくさん褒めて育てたいのに、
つい叱ることのほうが多くなってしまう」
「わが子の行動の意味を知りたい、
よい関わり方が分からなくて困っている」
「子育てをより楽しむ方法を知りたい!」
そんな子育て中のお母さんをサポートするための
【ペアレント・トレーニング】
に参加してみませんか?
対象者:
ADHDの症状が顕著にみられる
6〜12歳(小学生)のお子さんを持つお母さん
条件:
全13回(週1回・約2時間)のプログラムに全て出席可能な方
親子パスタづくり(計2回)・インタビュー・アンケート
トレーニング内容:
・ADHDとは?原因や症状・治療について学ぼう
・お母さん自身のストレスとの向き合い方のコツを学ぼう
・ADHDのお子さんの行動に対する効果的な対処法を知り、実践してみよう
日程:2021年 4月から(参加者募集は同年3月末まで)
※日程は後日要相談
研究協力費:全13回参加 全2回親子パスタ作り
17000円分の商品券
※詳しくは
http://www.med.u-fukui.ac.jp/CDRC/download/20180828_RISTEXrecruit.pdf
をごらんください。
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発行 福井県発達障がい児者支援センター スクラム福井
お問い合わせ info@scrum-fukui.com
ホームページ http://scrum-fukui.com/
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