きたで＠経営・人事コンサルタントの「儲かるためのノウハウ事例」

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こんにちは。

福井の経営・人事コンサルタント北出　慎吾です。

今日もメルマガお読み頂きありがとうございます。

それでは、【儲かるためのノウハウ事例】行ってみましょう。！！


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  　　　　　「年俸制」における注意点
　　　　　　
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最近労務トラブルについてご相談されることが多いので、
今後、何回かに分けてよくあるトラブル事例をお伝えしていきます。
（社労士っぽく（笑））


よく「年俸制にしたからうちの会社は時間外労働手当は不要なんだ」
といわれるケースがありますが、これは大きな間違いです。


年俸制とは、あくまでも「年換算で賃金の額を決定する賃金体系」
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のことで、特別な規定がなければ年俸の額は、就業規則に定められた
所定労働時間分の対価でしかありません。（1日8時間、週40時間など）

したがって、労働時間の把握ももちろん必要です。


年俸制を採用している場合、就業規則または労働条件通知書等に
「年俸には時間外労働手当を含む」と記載をし、どの部分が時間外
労働手当なのかを明確にしないと無効となります。
（つまり、記載がないと時間外労働手当を支払わないといけない。）


そして、年俸に含まれている時間外労働手当部分が、実際の時間外労働から
計算された額を上回っていれば問題ありませんが、下回っている場合は無効と
解釈されます。

事実、労働者側が訴えた場合、時間外労働手当の支払いを命じる判決も
出ているので注意が必要です。


年俸制だから「時間外労働手当は必要ない」、「労働時間の把握も必要ない」
と思われているあなた、気を付けてくださいね。


その時になって急に慌てるよりも、事前に対策を打つことで無駄な費用を
払わなくていいようにしてください。



あなたの会社の賃金体系は大丈夫ですか？




【編集後記】

先日、書店で「33歳からのルール」という書籍を買いました。
ターゲットは33歳。うまい。！！
見事に引っかかっちゃいました。
こういうのがマーケティングなんでしょうね。





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 北出経営労務事務所
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