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【大安発行】建設業での限界利益管理を考えてみた
- Date: Mon, 7 Feb 2011 23:40:01 +0900 (JST)
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★ ミヤシステムの エリザベス こと宮脇恵理です!★
大分では学校を中心にとてもインフルエンザやカゼが流行っています。最近
のインフルエンザはB型が流行っているのだとか。なんとか今年の冬もあと
少し。稼ぎ時です!乗り切っていきましょう。
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▼ 建設業での限界利益管理を考えてみた
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▼前回は、建設業の実行予算の問題点を考えて見ました。
http://www.miyasys.co.jp/wp/?p=2245
今日は、現在の建設業の実行予算と限界利益管理について考えます。
数年前、はじめて建設業のコンサルティングをしている人から
限界利益の話を聞いた。
かなり衝撃的だったのを覚えている。
夏枯れといわれる建設業の一番工事が少なくなる時期
社長さんたちからは、とりあえずこの夏仕事は 労賃さえでれば仕事するよ。
というような言葉を聞いたことはないでしょうか?
給料さえ稼ぎ出せれば、一般管理費は出なくても・・・
ということなのでしょう。
限界利益は、私の解釈ではこれに似ていて
一般管理費や通常「完成工事原価」と区分される自社の労務費や
減価償却費など工事がある・ないに関わらずかかる「固定費」をいくら稼げるかを
管理していく方法。
例えば
労務費 100,000
外注費 200,000
経 費 250,000
材料費 150,000
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合 計 700,000−−完成工事原価
受注額 650,000
利益額 △50,000
と管理するところを
外注費 200,000
経 費 250,000
材料費 150,000
−−−−−−−−−−−
合 計 600,000−−完成工事原価
受注額 650,000
限界利益 +50,000
と管理します。
限界利益があれば工事を受注することを検討する
ということで、
価格競争を行なう際は、今までは利益がでなければ受注しない
という体制であったものが限界利益が得られれば受注するとなると
低価格でも!となります。
一般管理費を稼ぎ出すというのは、営利企業である以上は必ず求めら
れることですが、限界利益で管理するにあたっては
単純に労賃がでるから・・・という考え方は非常に危険な気がします。
なぜなら、建設業における原価は「固定」されることはなく
生産性=歩掛によって 原価が増減するため この管理が出来ていることが
前提となるからです。
要は、やはり原価管理ができているか?ということが基本だと思うのです。
次回はもう少し具体例でお話していきます。
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ソフトウェアのダウンロードと一緒に「実践マニュアル」
を印刷してお試しください。▼
http://www.miyasys.co.jp/dl/index.htm
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★あとがき
建設業界で、パソコンは今や必須アイテムとなってきました。
電子入札に電子納品・・・現場管理に、出来形管理
でも相変わらず業界は厳しく、新しいハード購入も、ソフトウェアも
「費用対効果」が必ず求められるようになっています。
厳しい時代ですが、わたしは自社の持つ原価管理の特許手法を使って
利益率を少なくとも1% 年間1億の完成工事高の企業であれば
100万の経常利益アップを提案したい!と日々思います。
お悩みの声を毎日うかがいますが、「今」のタイミングでお悩みを
一人でも多くに方に解決いただけますように・・・
弊社特許手法の核となるグループ化の誕生秘話▼
http://www.miyasys.co.jp/tokucho/miya-feature/miya-birth.htm
ではそろそろお時間がまいりました。
エリザベスがお送りしました。
明日も ご安全に!
※みなさまの 熱いご意見もお待ちしています。
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編集・執筆
宮脇 貴代之 北山 大志郎 宮脇 恵理
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