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【大安発行】限界利益と実行予算|実行予算を「読む」
- Date: Sun, 13 Feb 2011 23:30:01 +0900 (JST)
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Vol.23-8 2011.2.13 ━
★ ミヤシステムの エリザベス こと宮脇恵理です!★
2月は逃げると言いますが、もう明日で2月も半分が過ぎてしまいました。
今年は大雪のため、日曜祭日も除雪作業をされている建設業者さん本当に
お疲れ様です。どうぞご安全に。
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▼ 限界利益管理と実行予算
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▼前回は、建設業での限界利益を考えて見ました。
http://www.miyasys.co.jp/wp/?p=2514
では今日は、現在実行予算書から限界利益に分類されるものを
どう読むのか?について考えます。
「実行予算書を作成している」という弊社のアンケートへ問いに対し、最近では
80%の方が 「Yes」との応え。
実行予算書は、一般的に「予定原価の積み上げ」であり、実行予算の通りに
現場を仕上げられることが現場監督さんの「腕」の見せ所のひとつですね。
ここで重要なのは、実行予算書で「予定」利益がだせているのがすごいのでは
ないのです。
どんなに頑張ったとしても、最近の雑誌で建設業界の実態が紹介されている
ように「最低制限価格」での「くじびき」で落札した公共工事に何も作戦
を練らずして利益を生み出すのは至難の業です。実行予算書の時点で利益は
マイナスということももちろん考えられます。その場合は、いかにマイナス
を減らせるのか!プラスへ持っていけるのかが重要。
もし、何もしなくても「利益」がだせているのであれば、その会社の体質であり
その体質こそが利益を生み出しているのでしょう。
要は多くの会社では、「普通」に「今まで通り」現場をしていたら「利益率」
減っているはずなのです。 労務費単価も落札率も下がっているので当たり前
の話です。
前置きが長くなりました。
実行予算書を「読む」と利益をだすポイントが読めるようになります。
ここが、限界利益の考え方にも通じると私は思うのですが
まず、実行予算書を作ったとき 必要な項目。
1、予定原価の金額= 予定利益の金額がわかっているか?
これにより社長さんは経営計画を立てるのです。
2、予定原価の費目わけ。
原価が 労務費・機械費・外注費・経費・材料費
に区分されていること。前回書きましたが、基本的には材料費や外注費は
ロス管理に区分され、どんなに工期を短縮しても設計変更がない限りは原価
の圧縮ができません。
それ以外の「手間」部分の効率化が「利益」を生むのです。
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3、それぞれの費目の詳細の内容と支払先
支払先が分からないまでも、自社の労務や機械費がこれらの中にどれだけ
含まれているのか?
これが限界利益といわれる固定原価へつながります。
▼MIYAシステムでの実行予算分析帳票。
〜隠れた利益を発掘できます!
http://www.miyasys.co.jp/tokucho/010.htm
次回は、連動した工程表から「利益をあげるポイントを見る」ところを
お話したいと思います。
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★あとがき
ミヤシステムにはたくさんのお客様にご来社いただきます。
建設業界のコンサルティングをされている方、ユーザーさま
導入をご検討中の方、パソコンを習いに来る方、ご近所のみなさま
たくさんの方の笑顔に支えられて今があります。
先日、ある方に ミヤシステムという会社の特徴はなんですか?
と聞かれました。
原価管理が得意なこと。
建設業界が大好きなこと。。。
とお話をしました。
その方は、「エリザベスさんは気づいてないのかな?
ミヤシステムの一番の武器は、たくさんの人がミヤシステムという会社
を応援し、もっともっと頑張ってほしいと期待しているよ。
ミヤシステムが好きな人が私の周りにはたくさんイマスヨ」
涙が出そうになりました。
本当に、私たちは普段だととても知り合うことができないような方に
たくさんのご縁をいただいて、今があります。
「一期一会」とても好きな言葉です。
おひとりおひとりとの出会いは偶然ではなく、出会うべくして出会ったと
私たちは思っています。
まだまだ、未熟な私たちですが、これからも誠実にまっすぐに建設業界と
そこに携わるみなさんと一歩づつ進んで行きたいと思っています。
ではそろそろお時間がまいりました。
エリザベスがお送りしました。
明日も ご安全に!
−−−−−
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編集・執筆
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