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めっきのある生活
- Date: Mon, 16 Apr 2007 20:00:00 +0900 (JST)
必殺めっき職人
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素晴らしき「めっきのある生活」
2007.4.16
第48ミクロン
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「YES、BUT? それとも NO、BUT?」
皆様、お疲れ様です。本日もお疲れ様です。
三和メッキ工業のルーキー@西山です。
たとえば僕が会社で何か失敗をしたとします。
たとえば社内規定で報告書を作成しないといけないとします。
「きまりで○○することになっていることを守りましたか?」
ということを追求されるとします。
その時の回答が
「はい。しましたが、充分ではありませんでした。
これからは、徹底するように努力します。」
と、続くと言い訳ですよね。結局できてねーんだから。
それでは
「いいえ。していません。しかし今後、○○するまでは
先の工程に進まない様に具体的にはこうします」
ここまで回答するとたいていは一度目のミスは許してもらえると考えます。
言い方でございますよ。問題は。
報告(主に不始末系)をする時に、僕の会社では
語尾に「が」、「ので」がつく発言は絶対に許してもらえません。
「○○‘が’、□□だった‘ので’僕は、
こうしようとしたんです‘が’、
××になってしまいました。すみませんでした。」
…あああ、まずモンキーレンチが飛んできますね。上記の発言は・・・。
事実のみを述べる様にしなければ通用致しません。
事実のみ、ホントにホントに起こった事だけを洗い出すと、
<例>
ル「めっき完成品を傷つけました。すみません」
上「じゃーなぜ製品を傷つけたと思うのか」
ル「地面に落下させました」
上「なんで落下させたと思うのか」
ル「手をすべらせました」
上「なんで手が滑ったのか」
ル「水洗工程後濡れたままの製品でした」
上「なんですぐに乾燥しなかったのか」
ル「乾燥工程の台に行く途中落としました」
上「じゃあ原因は何か自分でわかるな」
ル「めっき後に、濡れた製品を運ぶ距離が長く、
その間に滑って落としてしまったと思います」
上「どこをどうしたら落としてキズがつかなくなるんだ?」
ル「作業場のレイアウトを変更します。具体的には
最後の水洗工程の隣に乾燥の台を移動させます。
また、その周囲の地面に緩衝マットを敷く様にします。」
上「ぬかるなよ」
…という、理想的な処置が実現できます。
これを一口に
「めっきした後に水洗をし、ある程度水を切りましたが、
乾燥工程の台に運ぶまでの間に手が滑ってしまい、
気の緩みもあり、製品が落下してしまいました。」
と、言ってしまうともう何がなんだかわからなくなります。
結局何したの?ということになっちゃうのです。
最後に「すみません」でも言おうものならひどいもんです。
…前者のような教育を叩き込まれ始めてから、
社内外で耳にする他人様の言葉や、新聞・雑誌記事などなど
全てにおいて、‘が’による言い訳を粗探しするようになってしまい、
どうにもこうにも人間不審に陥りがちです。
こんなことを書いちゃった以上は言い訳のない人間にならなくては
これまで心の中で軽蔑していた人たちに申し訳が立たない!
そうして今日も僕は
「膝‘が’、クレームを申し立てている‘ので’、
自転車通勤なんてできねー!」
と、個人的にごねているのですー。
SEE YA !
【編集後記】
言い訳のない生活。
できているようでできない人って多いですよねー。
でも気をつけないと。
自分がその人をそう思ってるってことは
相手も自分のことそう思ってます。
‘ので’
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三和メッキ工業株式会社
〒918-8063 福井県福井市大瀬町5-30-1
電話:0776-23-1639 FAX:0776-27-4726
【めっき職人】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■
西山 喬之 mailto:info@sanwa-p.co.jp
【必殺めっき職人】
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【てなわんWebマスターのめっきで一揆】
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