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スクラムネット メールマガジン

  • Date: Fri, 7 Mar 2014 18:00:01 +0900 (JST)

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メールマガジン スクラムネット No.22
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【配信元】福井県発達障害児者支援センター スクラム福井 


【もくじ】
1..... リレーエッセイ
仁愛女子短期大学子ども家庭センター・子育て支援室・相談室副室長
連合小児発達学研究科福井校 博士課程
青井利哉 先生 より

2..... 保育士のための事例で考える発達障害児へのワンポイント

3.....  手記
ペンネーム 元気いっぱいの二児のママ 様 より

4..... 情報・話題提供
社会福祉法人 紫水の郷 より

5..... スクラム福井 福井事務所 より 引っ越し のご案内

6..... セミナー・研修会などの案内

7.....『赤ちゃんから大人まで
気づいて・育てる発達障害の完全ガイド 総合版』発刊について


◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆


平成26年3月、
時の流れは早いもので、
もうすぐ春がやってきますね。

今の時期は
「三寒四温(さんかんしおん)」と言って、
寒い日が3日続くと、
そのあとに温かい日が4日続くと言われています。

気候が変わりやすいので、
体調を崩さないように
服装には十分注意したいところですね。

春先のコーディネートは
七分袖や薄めの服を基本に、
いつでも脱ぎ着できるように
前開きのカーディガンやベストを着用するなど
工夫したほうがよいでしょう。

帽子やマフラーなど小物を身につけて
調整するのもよいと思いますよ。


それではメールマガジンスクラムネット、22回目のリレーエッセイは
仁愛女子短期大学子ども家庭センター・子育て支援室・相談室副室長
連合小児発達学研究科福井校 博士課程
青井利哉 先生 より
お送りさせていただきます。


◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆


【リレーエッセイ】

仁愛女子短期大学子ども家庭センター・子育て支援室・相談室副室長
連合小児発達学研究科福井校 博士課程
青井利哉


みなさん、はじめまして。青井と申します。

福井駅東口にあるアオッサ内に、
子ども家庭センター・子育て支援室・相談室
(以下、センター)があります。

そこで私は相談員として、
特に乳幼児期の子どもに関する
さまざまな支援に携わっています。



このセンターは平成19年に開所しました。
福井市が設置し、
学校法人福井仁愛学園に業務委託しています。

センターの子育て支援室部分は、
児童福祉法で定めている地域子育て支援拠点事業を行い、

相談室部分は、
福井市の単独事業として運営されています。


主な業務内容は、
就学前の子育て親子に交流の場を提供しながら、
子育て相談や子育て関連情報の提供を行っています。

また、センターは、
要保護児童対策地域協議会の構成組織として
深刻化する子ども虐待に関する対応も行っています。



センターは、子ども虐待の事例があれば、
行政からの要請で家庭訪問を行います。
私もその仕事を担っていますので、
家庭訪問に出かけることが月に何度もあります。

その時に子どもと接する機会を持つことになりますし、
虐待をしていると思われる親に会うことになります。


寒々しい雰囲気といいますか、
独特の雰囲気の中に子どもたちが置かれています。

乳幼児期の子どもたちがその場面にいることが多いのですが、
無邪気な笑顔で私によって来る子どもや、
遊んでとせがみ、
私を外に連れ出そうとする子ども、
大量のごみの中で生活をしている子ども、
不自然なアザや傷だらけの子ども、
帰り際に大泣きし、
私が帰るのを拒んでいるかのような振る舞いをする子どもなど、
今まで多くの子どもたちに出会ってきました。

もちろん親とも話をします。
子どもに対する不適切なかかわりを行っているかどうかの確認や、
家庭の状況についても把握しようと努めます。


しかし、
虐待の疑いをかけられている親側からすれば
当然のことだと思いますが、
私たちの訪問を警戒し、
反発や拒否的な態度を示します。
信頼関係ができてくると、
家庭の状況を話したり、
子どものことで困っていることなどを話してくる親もいます。


対応する中で見えてきたことは、
家庭の経済基盤がとても弱く、
親族や地域から孤立していたり、
親の精神疾患や、
子どもの発達上の問題があったりと、
いろいろです。



このような子どもたちの状況を把握するために、
保育園へ行くことがたびたびあります。

担任の先生より、
子どもの状況についていろいろと話を聞くことができます。

時には子どもの気がかりな行動について
意見を求められることもあります。

家庭訪問などで見えてきた状況を踏まえながら、
子どもの行動との関連性について
できるだけ憶測を入れず話すように努めています。


しかしながら、
正しいことを伝えられたのだろうかと
反省することがたびたびあります。

子どもを支援する方々との出会いと
子ども支援に携わるようになって、
「私がどれほど子どものことについて知っているのか」と
自問自答する時が多くなりました。


そんな葛藤の日々を過ごしていた時に、
大阪大学を中心に展開していた
連合小児発達学研究科が
平成24年度に福井に開設することを知りました。

私の友人の勧めもあり、
福井大学医学部に着任された友田明美先生を尋ねていきました。

そこで友田先生が、
子ども虐待が及ぼす脳への影響や
発達障害の特性を科学的に研究されていることを知りました。

ここに来れば、
私が知りたかったことすべて学ぶことができると
直感的に感じました。


現在は仕事をしながら、
連合小児発達学研究科の福井校で
友田先生のご指導を受け、
子どもの認知機能の評価について、
事象関連電位を用いながら研究を行っています。

事象関連電位は、
脳が高次の処理過程を行う過程で出現します。

記憶、予測、注意などの心理状態の変化によって観察される
微弱な脳の電気活動を捉えたものです。
対象は、
保育園等に通っている子どもたちです。
子どもたちの行動を、
園の担任の先生や親御さんに質問紙を用いて評価をしてもらいます。
すると、
中には気がかりな行動がある子どもがいます。
その気がかりな行動が脳活動で説明できないかどうか、
その関連性について検討しています。



子どもを叩いてしまう、
してはいけないと思ってもイライラしてしまって・・
頭が真っ白になるんです、しているときは・・・

子ども虐待対応をしている中で、
子どもを育てにくいという悩みを受けます。

支援者といわれる方に相談しても
「愛情をもって、抱きしめてあげてください」と
言われれば言われるほど、
私がダメな母親であることを再確認してしまうと
訴えた方がいました。

その方は、
自分のしつけ方や愛情不足に原因があると思い、
なかなか思い通りに動いてくれない子どもを目の前にして、
叩くということでしか逃げ道がなかったのかなと、
聞いている私はすごくつらい気持ちになりました。


現在行っている研究が、
どれほどこのような親御さんのためになるかは
全く未知数です。

子どもの育てにくさを、
脳活動との関連性を明らかにしていく過程で、
もしかしたらもっと大切な何かを
見つけるかもしれません。

友田先生からもチャレンジングだけど、
きっと意味があるはずだと励みをいただいています。


今の私の仕事仲間や、研究の仲間、
保育園の先生、
そして親御さん、
いろいろな人の縁のつながりの中で、
少しずつではあると思いますが、
前向きに子どもの支援に取り組んでいきたいと考えています。



今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆


【保育士のための事例で考える発達障害児へのワンポイント】

続いてお送りするのは
保育士のための事例で考える発達障害児へのワンポイントです。

園でのいろいろな活動のなかで、
保育士さんたちが気がかりになることも多いと思います。
具体的な支援法を身につけるために、
さまざまな事例を学習して取り込んでいくことも大切です。

以下事例を参考に、少しでもお役にたてていただければと思います。




Q:会話がかみ合わない

5歳の男の子です。
会話がかみ合わない園児がいます。


先生のお話の時間に目を合わせてくれません。
遊びの時間もひとり遊びが中心で、
大好きなアニメの主題歌を歌いながら、
ひとりでブロック遊びをすることが多いです。

ある日、
「お外にでかけましょう」と外出を促しましたが、
「ペンギンさんは羽があっても飛べないんだよ」と、
その場にまったく合わない違うお話をしてきます。

このように
会話がかみ合わないのはなぜでしょうか。
また、
お話を聞いてもらいたいときは
どのような方法で、
園児に興味をもってもらうことができるのでしょうか?




A:会話がかみ合わないことには、いくつか理由があります。

聴覚過敏で話を聞き取れない
場面の切り替えができていない
話の内容が長文で理解しづらい

などです。


私たちの耳は会話をするのに適した能力を持っています。
例えば、会話の最中に聞こえてくる周囲の音
(工事現場の雑音や離れた場所での会話の音など)、
こうした雑音を
私たちの耳は自動的に音量を小さく感じるよう調節する能力があります。

この能力があるおかげで、
不必要な雑音が耳に入らず、
私たちは日常の会話をスムーズに行えています。


ところが
発達障害の特性のなかには
「聴覚過敏」というものがあります。

聴覚過敏がある場合は、
会話中に聞こえてくる周囲の不必要な言葉や音を
すべて拾い取ってしまいます。
つまり
空調の音や他人の足音などあらゆる雑音が
会話の声と同じくらいのボリュームで聞こえてしまうのです。

こうした状況では
本人にとって必要な言葉を聞き出すのは困難です。

この場合は、
出来る限り静かな環境で、
できれば絵図などを用いて
本人にわかりやすいように示してあげるのがよいでしょう。

こうした聴覚の過敏さは常にあるわけではなく、
その日その時の疲れや緊張など、体調によって変化します。
声をかけるタイミングに変化をもたせるなど
工夫してみましょう。



また、
ご質問の場面では、
「視覚的」に注意がそれてしまった可能性があります。
例えば、
視線の先にペンギンを思い起こすような何かがあったのではないでしょうか。

こうした場合、
周囲の環境からできるかぎり刺激物を
取り除くのがよいです。
また、
一旦ペンギンの話を受け止めてあげて、
本人と会話を始めてしまってもよいかと思います。
会話を始めたところで
話題を切り替えていったほうが話をしやすくなります。

頭ごなしに先生の話を押し付けてしまうと、
本人の話・気持ちをないがしろにしてしまいます。
まずは本人の話を受け止めてあげて、
その後に話題を切り替えてあげる「ゆとり」も大切だと思います。




一方、
話が長文で理解しづらい場合もあります。

そのようなときは
文章を短めにして伝え、
できればジェスチャーを多く取り入れたほうが
相手には伝わりやすいです。

抽象的な言葉だとわかりづらいので、
具体的な言葉を選び話しかけてあげましょう。

また、
静かな場所に移動したり
絵図を用意したりするなど工夫が必要です。




先生の言葉に集中できず、
場面の切り替えができていないときは
事前にスケジュールを作っておくなど準備しておきましょう。
絵カードなどを提示して、
これから先は「外出の時間」であることを
視覚的に伝えてみるのもよいでしょう。

絵カードの使い方ですが、
「場所の移動」を伝えるのではなく、
これまでと違う「楽しみが始まる」ことを伝えます。

外出して何をするのかを
しっかりと伝え、
「他の楽しいことがはじまるよ」ということを伝えましょう。

例えば外出先で絵を描くのであれば、
本人にクレヨンを渡すなどして
「場所を移動してほしい」ということを伝えます。

先生にとっては
「場所を移動してほしい」と伝えたいところですが、
本人にとっては
「楽しいことが始まる」ということがわかるように
絵カードを提示していきたいです。

絵カードを提示することによって現われる効果を
しっかりと考えて使っていきましょう。


◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆


続きまして
ペンネーム 元気いっぱいの二児のママ 様 より
手記が届いておりますので、ご紹介させていただきます。




うちは長男(小3)次男(年長)の子供がおります。
二人とも自閉症スペクトラムの診断を受けています。
今回は、長男の小さいころのことをお話しします。


長男の診断を受けるまでは、
周りの子との違いに次第に気付いていましたが
大きくなれば普通の子と一緒になるだろう、
と深く考えていませんでした。


しかし
月日が経つほど違いが大きくなる一方でした。


その後、診断を受けるわけですが、
それからは、
あそこの療育がいい、
どこそこで訓練ができる、と聞けば
ほとんどすべて出向き、通っていました。


ただでさえ
保育園に通っているだけでも
大変だったであろう長男の思いも聞かずに、
親の一方的な「あなたのため」に、
子供を引きずり回してしまいました。

それも長く続くはずもなく、
母子共に疲れ、
ついに長男のストライキが起こりました。


連れて行く先々で、大暴れ。
「行かんの!!」と言われ
玄関の床でバタバタ。

中に入っても、
壁に足蹴り。

拒否する手段をこれしか得てこなかったのですから、
当然だと思います。


当時の私は、
もう何もかもうまくいかないことに絶望感でいっぱいでした。



家で夜中、
暗い部屋で一人で泣いていたら、
主人がそっと入ってきて
「死ぬときは一緒やぞ」と
声をかけてきました。

うちの主人は
すごく子供たちの面倒を見てくれて
普段からとても明るくて元気な人なので
そんなことを言わせてしまった・・・と
後悔しました。


それからは信頼できる支援者に出会い、
今一番必要な訓練は何か、
優先順位を考え
その他の訓練は終了するようにしました。



あと家でのスケジュール管理をして、
見通しをもてるようにしてあげることを考え、
巻カレンダーを用意し、
子供自身が使えるように、
絵カードをいくつか作り
カレンダーの下に貼っておきました。

絵カードを初めて持ってきて、
自分の今の状態がどうなのか
教えてくれた時は、
とても嬉しく思いました。


長男はその後もいろいろなことをやってくれました。

卒園式で、
園長先生に卒園証書をもらうときに
殴り掛かりそうになったのを
後ろから手を押さえ
何とか誤魔化し、
上手にもらいに行ったように見せたことや

小学校の入学式で、
体育館を爆走したことも
思い起こすと、
笑えることがたくさんあります
(先生ごめんなさい)。


次男もとってもユニークな子なので、
笑えることが多いです。


これから先、まだまだ大変なことがあるでしょうが
笑って元気に生きていけるように
子供の成長を楽しく見守っていきたいと思っています。


◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆


【情報・話題提供】

社会福祉法人 紫水の郷 を紹介させていただきます。



(法人設立の経緯)

当法人が大野市に設立され事業を開始するまでは、
奥越の精神障がい者が利用できる施設は、
大野市にあった「あけぼのの家」(1985年開所)と
勝山市にあった「ほたるの家」(1984年開所)という
法人格を持たない小規模作業所だけでした。

そのような状況に対して、
当事者やその家族から
奥越地域にも
法人格のある精神障がい者社会復帰施設の設立を望む運動が
1997年から開始され、
地域の皆様の応援や行政の支援を受け、
2002年(平成14年)8月に
当法人が認可され、
翌年4月に奥越(大野市・勝山市)地域で最初となる
精神障がい者の福祉的就労の場としての
「通所授産施設フレンドリーぶな」と、
日常生活に対する相談やレクリエーションなどを行う
憩いの場としての
「地域生活支援センターおくえつ」が開所されました。



(法人が運営する事業)

当法人では、障害者総合支援法に基づき次の事業を行っています。

1 多機能型による障害福祉サービス : フレンドリーぶな
ア 自立訓練(生活訓練)事業[定員 6名]
イ 就労移行支援事業[定員 11名]
ウ 就労継続支援B型[定員 23名]
出張所「喫茶ぶなの木」

2 相談支援事業(特定・児童・一般) : しすい

3 グループホーム
ア かすが[定員 女性4名]
イ こぶし[定員 男性6名]

4 地域活動支援センター[1型]



(法人の基本理念と経営・基本方針)

基本理念
一、利用者の尊重
一、自立支援
一、安全・安心した生活
一、地域との連携
一、適正な法人運営

経営・基本方針
一、健全経営の実現
一、サービスの質の向上
一、責任と権限の明確化
一、働きやすい職場環境
一、地域との連携



(私たちが目指すもの)

社会福祉法人「紫水の郷」では、
開設当初から
利用者の「職・食・住」(スリーS)の確保を
支援の柱として事業を展開してきました。

「職」は、仕事・就労そして収入を得ることです。

「食」は、生命の源であり健康を維持することです。

「住(住む)」は、安心安全な暮らしや家族との生活です。

そして今、このスリーSに4つ目のS、
「スマイル」を付け加え
(フォーS)、スマイル(笑顔)が
利用者の心の薬となるような職場環境作りを目指しています。

常に利用者をセンターに置き、
利用者自身が主役となれるよう、
私たち支援者は利用者の権利を擁護し、
他の関係機関と連携して、
利用者が地域でその人らしく暮らしていけるよう努力します。



(4つのS)
職 : 仕事・収入
食 : 生命の源・健康
住 : 安心安全な暮らし・家族
笑顔 : 心の薬・自己実現



(最後にCM)

フレンドリーぶな では、
作業の一環として
昼食弁当の宅配やお菓子の製造販売、
喫茶店の経営を行っています。

日替わりのお弁当は、
華やかさはありませんが
手作りの素朴さが売りで、
野菜などはできるだけ
地域で生産された素材を使うようにしています。

また、お菓子は、
焼き菓子
(ガトーショコラ、チーズケーキ、
パウンドケーキ、フィナンシェ、
クッキーなど)や
ケーキ、プリンなどを作っています。

地元の造り酒屋やワイン工場と
コラボレーションしたパウンドケーキを作り、
新聞に掲載されたこともあります。

喫茶店の飲み物は、
北海道や青森県の障害者施設で生産された
トマトジュースやリンゴジュースを提供しています。
よろしければご利用ください。

ホームページ(紫水の郷で検索)からもご注文可能です。


◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆


【スクラム福井 福井事務所 より 引っ越し のご案内】

平成26年度より
スクラム福井 福井事務所 が
移転することになりました。

新住所:
〒910-0026
福井市光陽2丁目3-36(福井県総合福祉相談所)

電話:0776-22-0370
FAX:0776-22-0371
※電話番号・FAX番号はこれまでと変わりありません。

引っ越し作業に伴い、
スクラム福井 福井事務所 は
3月27日・28日の通常業務をお休みさせていただきます。

なお、
新事務所での業務開始日は
3月31日(月) からとなります。


詳しくは
スクラム福井HP 福井事務所引っ越しのご案内 をごらんください。

今後ともよろしくお願いいたします。

◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆


【セミナー・研修会などの案内】

それでは
今後開催予定のセミナー・研修会予定の情報について
お知らせいたします。


○障害がある人の自己決定を支える
主催:にこにこクラブSUNFISH
日時:平成26年3月22日(土) 10:00-12:30
場所:福井県生活学習館ユー・アイふくい 学習室101・102
講師:奥平綾子氏(株式会社おめめどう代表取締役)
講師:大西俊介氏
(兵庫県立福祉のまちづくり研究所
障害支援団体といくらふと代表)
参加費:500円
お問合わせは にこにこクラブSUNFISH(担当:市岡) まで
0776-26-3787
※詳しくは
スクラム福井HP 他機関の研修会のご案内 をごらんください。



○ちち☆ははサポートクラブ
スクラム福井では、
発達障害のお子さんを育てられている親御さんたちの集まりを
定期的に開催いたしております。

日ごろのお子さんの様子や子育ての悩み、
保育所や学校のことなどを語り合う場を提供し、
親御さんの仲間づくりのお手伝いができれば・・・
と思っています。


主催:福井県発達障害児者支援センター スクラム福井

※平成26年度の日程が決まりましたので、
以下にお伝えいたします。
なお、日時・場所など都合により変更になった場合は
その都度、お伝えいたしますので、
予めご了承ください。


平成26年度予定

5月14日(水):福井(県立図書館)
5月15日(木):勝山(すこやか)
5月16日(金):敦賀(あいあい)
7月2日(水):福井(県立図書館)
7月3日(木):大野(スクラム奥越事務所)
7月4日(金):敦賀(あいあい)
9月10日(水):福井(県立図書館)
9月11日(木):勝山(すこやか)
9月12日(金):敦賀(あいあい)
11月5日(水):福井(県立図書館)
11月6日(木):大野(スクラム奥越事務所)
11月7日(金):敦賀(あいあい)
平成27年
1月14日(水):福井(県立図書館)
1月15日(木):勝山(すこやか)
1月16日(金):敦賀(あいあい)
3月4日(水):福井(県立図書館)
3月5日(木):大野(スクラム奥越事務所)
3月6日(金):敦賀(あいあい)

各会場とも10:00〜12:00までのお時間となります。
(大野開催時のみ10:00〜16:30の
フリータイム制となっております)
※詳しくは
スクラム福井HP ちち☆ははサポートクラブ
をごらんください。



○みんなで舞台に立とう!!シーズン9
主催:「みんなで舞台に立とう」を広げる会 実行委員会
日時:平成26年4月6日(日)など
場所:福井市文化会館、福井県社会福祉センター体育館など
参加費:5000円(発表までのすべてのプログラムを含みます)
対象:県内の特別支援学校や特別支援学級に通う子どもたちなど
募集人数:40人
※詳しくは
スクラム福井HP 他機関の研修会のご案内 をごらんください。



○ちびっ子研究員募集!
子どものこころの発達研究センターAge2企画では
子どものこころの健全な発達を応援するため、
研究をしています。
現在、
視線計測にご協力いただけるお子様(5ヶ月〜5歳児さん)を
募集しています
※詳しくは
スクラム福井HP ちびっ子研究員募集! をごらんください。



○スペシャルオリンピックス
スペシャルオリンピックスとは
知的障がいのある人たちに
スポーツ活動を提供し、
社会参加を応援する国際的なスポーツ組織です。

スペシャルオリンピックスでは
日常的に、スポーツを楽しみながら技術向上を目指す
スポーツ・トレーニング・プログラム(日常プログラム)を
開催しています。

併せて、
トレーニングを指導するコーチや、
アスリートと一緒に参加して
トレーニングをサポートする方などを
募集しています。
競技経験は必ずしも必要ではありません。

お問合わせは スペシャルオリンピックス日本
福井設立準備委員会 事務局 まで
090-9440-2884(北出)
Son_fukui@son.or.jp

※詳しくは
スクラム福井HP スペシャルオリンピックス をごらんください。


◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆


『赤ちゃんから大人まで
気づいて・育てる発達障害の完全ガイド 総合版』発刊について



「子育てファイルふくいっ子」が紹介された
『発達障害の完全ガイド 総合版』が講談社から刊行されました。

発達障害児を含む「気になる子」への支援については
一人ひとりの特性を把握し、その特性に応じた支援、
さらに支援の情報を次のライフステージに引き継いでいくことが
重要となっています。

そこで福井県では
「発達障害に気づいて・育てる完全ガイド」等を
発行している講談社と
その著者である黒澤礼子氏と三者協定を締結し
福井県方式支援ツール「子育てファイルふくいっ子」を
作成しました。

このたび、黒澤礼子氏が
講談社から新たに
『赤ちゃんから大人まで
  気づいて・育てる発達障害の完全ガイド 総合版』を
発刊することになりました。

このなかで、福井県の取組みである
「子育てファイルふくいっ子」が紹介されています。

また、この本には、「子育てファイルふくいっ子」にある
基礎調査票の幼児期用と学齢期用の短縮版に加えて、
1歳6か月児用、3歳児用および青年・成人用の
短縮版も追加されており、
この1冊で、乳幼児から成人まで
基礎調査票の全ての短縮版がそろいます。

さらに、支援の視点や事例が、
テーマ別に具体的に記載されており、
途切れない支援のガイドブックとして、
また「子育てファイルふくいっ子」の手引書として、
非常に参考となるものです。

県内大手書店で購入できますので
ぜひ、ご覧下さい。


『赤ちゃんから大人まで
  気づいて・育てる発達障害の完全ガイド 総合版』

著者:黒澤礼子
発行:講談社
定価:本体価格1,800円(税別)

本著の主な内容
 1 発達障害の特徴や困難
 2 記入用・基礎調査票と評価シート
 3 特性の把握と支援の視点・事例集
 4 テーマ別・対応方法の具体例


◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◆◇◇◆◇◆


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発行 福井県発達障害児者支援センター スクラム福井
お問い合わせ info@scrum-fukui.com
ホームページ http://scrum-fukui.com/
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