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スクラムネット メールマガジン
- Date: Fri, 29 May 2020 18:00:01 +0900 (JST)
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メールマガジン スクラムネット No.96
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【配信元】福井県発達障がい児者支援センター スクラム福井
【もくじ】
1..... 発達障がいの事例で考えるワンポイント
2..... セミナー・研修会などの案内
3..... その他のお知らせ
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5月も終盤を迎え、
じめじめとした日もありますが、
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
福井県も緊急事態宣言が解除されましたが、
しばらくは気を引き締めたい
ところですね。
お子さんはもうすぐ学校が再開しますが、
親御さんとしては、
これまでの環境の変化、
コロナの感染など、
心配は尽きないかと思います。
感染対策は続けながらも、
前向きに、
また新しい生活を迎えていきましょう。
それでは、
発達障がいの事例で考えるワンポイントです。
【発達障がいの事例で考えるワンポイント】
対人援助の基本は
自己理解と他者理解、そして
数々の事例から
実践を学ぶことだと思います。
以下事例を参考に、
少しでも学びのお役に立てれば、と思います。
Q:中学生になったうちの息子は、
コロナで休校、
ゲームばかりで、
中学生になった自覚もなく心配しています。
A:コロナの影響で、
全国の学校が休校、
なるべく外出は控えるようにと言う要請の中、
自宅でのゲーム三昧で、
母親や祖母、
祖父までが、
心配している話はよく聞きます。
ゲームには、
もっとやりたくなる仕掛けが
多く組み込まれているので、
「もう、おしまい」
「いい加減にやめなさい」
と言う声かけでは難しいですよね。
しかし、
ゲームの問題は家族できちんと向かいあい、
話し合い、
子どもと保護者が納得のいくルールを
決めておくことが、
大切な第一歩だと思います。
家族で決めたルールは、
具体的に、
時間などは、
ボードなどに書いて
いつも確認できるようにし、
時計なども視野に入るところに
置いておくことが必要です。
ゲームは楽しく、
気持ちよく遊べる方が良いので、
決して、
ゲームの途中で、
「終わったら宿題しなさい」
などの声かけはしないでください。
気持ちよく遊べ、
気持ちよく終了し、
気持ちよく次の行動に移るには、
親からや、
先先の声かけを、
少なくしたほうが良いように思います。
うまく終了したら、
「さすが」
「やるね」
とほめてあげることも大切です。
入学式だけで、
学校が始まっていない中学生にとって、
中学生の自覚と言っても、
簡単にわかるものではありません。
例えば、
ユーチューブから、
簡単な料理を本人にさがしてもらい、
一緒に作る、
掃除機をかけてもらう、
などのお手伝いを通しても、
家の中で
生きていく力を
学んでいくことができます。
またそのような活動は、
そのまま家族の絆を積み重ねていく
時間にもなります。
コロナ自粛で、
保護者自身が焦り、
イライラしたりすることもあると思います。
保護者も無理はせず、
家事を手抜きする
(たとえば掃除をする回数を減らしたり、
便利グッズを頼るなど)、
自分にご褒美を買ってみるなど
気持ちが少しでも軽くなる
工夫を取り入れてみてください。
ゲームのことで、
親子喧嘩ばかりしていたら
つまらない休日になってしまいます。
親子でも、
お互いに歩み寄り、
妥協点を見つけることも大事だと思います。
早く、
コロナ騒ぎが収まるとよいですね。
【その他、新型コロナウイルスに関する情報】
※その他、
発達障害情報・支援センターにも、
発達障がい等のある方や、
そのご家族に向けの
予防・拡大防止のために作成された
チラシがありますので、
ご参考ください。
発達障害情報・支援センター HP
http://www.rehab.go.jp/ddis/
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【セミナー・研修会などのご案内】
それでは
今後開催予定のセミナー・研修会予定の情報について
お知らせいたします。
○ちち☆ははサポートクラブ
スクラム福井では、
発達障がいのお子さんを育てられている親御さんたちの集まりを
定期的に開催いたしております。
日ごろのお子さんの様子や子育ての悩み、
保育所や学校のことなどを語り合う場を提供し、
親御さんの仲間づくりのお手伝いができれば・・・
と思っています。
主催:福井県発達障がい児者支援センター スクラム福井
令和2年度
6月17日(水):あわら(あわら市保健センター)
6月24日(水):武生(市民プラザ武生)
7月8日(水):敦賀(あいあいプラザ)
7月9日(木):勝山(すこやか)
7月13日(月):福井(福井市健康管理センター)
9月15日(火):福井(福井市健康管理センター)
9月16日(水):敦賀(あいあいプラザ)
9月17日(木):大野(結とぴあ)
9月18日(金):南条(南条保健センター)
参加・ご利用時間は10:00〜12:00までのお時間となります。
(南越前会場のみ09:30〜11:30までのお時間予定です。)
※小浜ちちはは:開催日を検討中。
決まり次第、HP、メルマガで
お知らせさせていただきます。
※詳しい内容は詳細が決まり次第
スクラム福井HP ちち☆ははサポートクラブ
に掲載する予定です。
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【その他のお知らせ】
○不登校、ひきこもりに関する情報
その他、不登校、ひきこもりに関する情報は、
スクラム福井のHPにある、
ひきこもり支援についての
ページより閲覧ができます。
また、
以下のリンク先からも
直接閲覧ができます。
福井県 ひきこもり・不登校支援 情報サイト
(福井県HP)
http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/shougai/hikikomorishien/hikikomorishien.html
○福井医療大学からのお知らせ
(学生さんからのメッセージ)
私たちは、
福井医療大学の3年生で
言語聴覚士になるための勉強をしています。
私たちは、授業の一環として、
福井県に推定約1万3700人おられる
発達障がいのあるお子さんのご家族に対する支援の
企画を考えました。
福井県は三世代同居率が高いため、
発達障がいのあるお孫さんと触れ合う時間が長い
祖父母の方が、
より発達障がいについて理解してくだされば、
お孫さんの特性をいかせるような
対応ができるのではないかと考えました。
しかし、
祖父母の方に向けた発達障がいの資料が少ないため、
今回この冊子を作成しました。
YouTubeにも動画を投稿していますので、
併せてご覧いただければ幸いです。
詳しくは、下記にて検索をお願いいたします。
福井医療大学HP ⇒ https://www.fukui-hsu.ac.jp
(新着情報・お知らせ欄を参照下さい)
YouTube ⇒ チャンネル名「福井医療大学言語聴覚学専攻」
○子どもの脳を調べる研究
研究参加者募集
主催:福井大学 子どものこころの発達研究センター
福井大学・子どものこころの発達研究センターでは
「お子さんとお母さん」を対象に
研究を行っております。
研究への参加者を募集しています。
子どもの検査内容:
1.MRI検査
2.パソコンゲーム
3.唾液採集
4. 心理検査
(※4のみ別日に行います)
お母さんの検査内容:
アンケートのみ
対象者:
9歳〜16歳のお子さんとお母さん
条件:
・親子で福井大学医学部附属病院まで来ることが可能
・子どもが発達障害・精神疾患の診断を受けていない
検査日:
土曜日または日曜日
子どもの検査内容1〜3を行うのに2時間、
4を行うのに2時間かかります。
つまり、
4のみ別日に行いますので、
合計で2日間各2時間ずつ必要です。
謝礼あり:
1〜4全て終了した場合15,000円(交通費含)
ご興味のある方は下記までメールでご覧ください。
件名に「子どもの脳を調べる研究」
本文に「お子さんのお名前・年齢・学年、
お母さんのお名前・電話番号」
を明記してください。
後日改めて詳細のご連絡を差し上げます。
連絡先:
(担当:濱村)
fukuikodomo@gmail.com
※Gmailが受信できるメールアドレスにご連絡ください。
○ADHDのお子様を持つ母親へのペアレント・トレーニング
研究参加者募集
主催:福井大学 子どものこころの発達研究センター
「たくさん褒めて育てたいのに、
つい叱ることのほうが多くなってしまう」
「わが子の行動の意味を知りたい、
よい関わり方が分からなくて困っている」
「子育てをより楽しむ方法を知りたい!」
そんな子育て中のお母さんをサポートするための
【ペアレント・トレーニング】
に参加してみませんか?
対象者:
ADHDの症状が顕著にみられる
6〜12歳(小学生)のお子さんを持つお母さん
条件:
全13回(週1回・約2時間)のプログラムに全て出席可能な方
親子パスタづくり(計2回)・インタビュー・アンケート
トレーニング内容:
・ADHDとは?原因や症状・治療について学ぼう
・お母さん自身のストレスとの向き合い方のコツを学ぼう
・ADHDのお子さんの行動に対する効果的な対処法を知り、実践してみよう
日程:2019年 11月から(参加者随時募集)
※日程は後日要相談
研究協力費:全13回参加 全2回親子パスタ作り
17000円分の商品券
※詳しくは
http://www.med.u-fukui.ac.jp/CDRC/download/20180828_RISTEXrecruit.pdf
をごらんください。
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発行 福井県発達障がい児者支援センター スクラム福井
お問い合わせ info@scrum-fukui.com
ホームページ http://scrum-fukui.com/
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