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スクラムネット メールマガジン
- Date: Fri, 23 Dec 2022 18:00:00 +0900 (JST)
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メールマガジン スクラムネット No.125
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【配信元】福井県発達障がい児者支援センター スクラム福井
【もくじ】
1..... 発達障がいの事例で考えるワンポイント
2..... 新型コロナウイルスに関する情報
3..... セミナー・研修会などの案内
4..... その他のお知らせ
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みなさまこんにちは
気温も下がり
すっかり冬らしくなってきましたね。
今年の冬はどんな冬になるでしょうか。
新しい季節、楽しみですね。
それでは、
発達障がいの事例で考えるワンポイントです。
【発達障がいの事例で考えるワンポイント】
対人援助の基本は
自己理解と他者理解、そして
数々の事例から
実践を学ぶことだと思います。
以下事例を参考に、
少しでも学びのお役に立てれば、と思います。
「ゲームとの付き合い方」
Q:子どもからゲームが欲しいと話がありました。
そろそろ家庭内でゲーム機を取り入れてみようと思っています。
しかし、両親ともにゲームをしないので、
止められなくなるのでは…。と不安もあります。
ポイントなど教えてください。
A:ゲームの世界は進化が目覚ましく、
ついていくことが大変ですね。
さらに、最近はゲーム依存という言葉も出てきて、
不安ですよね。
初めてゲームを取り入れるにあたって、
少しだけポイントをお伝えします。
1.最初にルールを決める
最初に決めておくとお子さんも守りやすくなります。
具体的な内容は、
ぜひ、お子さんと話し合って一緒に決めてください。
一緒に決めることで、
守りやすいルールが作成できると思います。
いざルールを決めて始めてみても、
上手くいかないこともありますし、
成長によって変える必要もあります。
随時お子さんと話し合って、
修正・変更してくださいね。
2.ペナルティよりもご褒美
せっかくルールを決めても
守れないこともあります。
(守れないことの方が多いかもしれません)
ルールを守ることができたらぜひ褒めてあげてください。
また、
「ゲームが終わったらおやつ」
など、
ゲーム終了後はご褒美につなげることも、
良い切り替え方法ですね。
ルールを守れなかった時の
制限やペナルティ、叱責は
お子さんのモチベーションを下げることにもつながるので、
最終手段にしておいて、
「どうすればルールが守りやすくなるか」
について考えていきましょう。
3.親もゲームをやってみる
お子さんとゲームの楽しさを共有できると
新たにルールが必要になった場合など、
お子さんと話しやすくなるでしょう。
お子さんがゲームのどんな部分に魅了されているのか、
ルールやマナーはどのように伝えれば
理解できそうかなど、
新たな発見がたくさんあるはずです。
ゲームはコミュニケーションツールになったり、
リフレッシュの媒体になったりと、
悪い要素ばかりではありません。
ゲームと上手く付き合っていけると良いですね。
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【新型コロナウイルスに関する情報】
※発達障害情報・支援センターには、
発達障がい等のある方や、
そのご家族向けの
予防・拡大防止のために作成された
チラシがありますので、
ご参考ください。
発達障害情報・支援センター HP
http://www.rehab.go.jp/ddis/
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【セミナー・研修会などのご案内】
それでは
今後開催予定のセミナー・研修会予定の情報について
お知らせいたします。
○福井市児童発達支援センター機能強化事業
ファミリーワークショップ
テーマ:「楽になる、楽しくなる子育てとは!」
〜子どもの心を知ると、かかわり方が見えてくる!?〜
講師:竹澤 賢樹 氏
日時:2023年1月14日(土)
会議システム:Webex Meetings
申込み締め切り:2023年1月10日(火)
詳しくはスクラム福井ホームページをご覧ください。
○令和4年度 ひきこもり・不登校学習会
テーマ:ひきこもり経験者として伝えたいこと
〜家族にできること〜
講師:林 恭子 氏
日時:令和5年3月6日 14:00〜16:00
場所:福井県自治会館 多目的ホール
申込み締め切り:令和5年2月17日
詳しくはスクラム福井ホームページをご覧ください
○ちち☆ははサポートクラブ
スクラム福井では、
発達障がいのお子さんを育てられている親御さんたちの集まりを
定期的に開催いたしております。
日ごろのお子さんの様子や子育ての悩み、
保育所や学校のことなどを語り合う場を提供し、
親御さんの仲間づくりのお手伝いができれば・・・
と思っています。
主催:福井県発達障がい児者支援センター スクラム福井
令和4年度
1月21日(土):小浜(サン・サンホーム)
2月7日(火):福井(福井市健康管理センター)
2月8日(水):嶺南(あいあいプラザ)
2月9日(木):奥越(結とぴあ)
参加・ご利用時間は、10:00〜12:00までのお時間となります。
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【その他のお知らせ】
○不登校、ひきこもりに関する情報
その他、不登校、ひきこもりに関する情報は、
以下のリンク先から
直接閲覧ができます。
福井県 ひきこもり・不登校支援 情報サイト
(福井県HP)
https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/soudansyo/hikikomori/hikikomorijyouhousite.html
〇「自閉症スペクトラム症」の臨床研究にご協力いただけませんか?
研究協力者募集
主催:福井大学 子どものこころの発達研究センター
福井大学子どものこころの発達研究センターでは、
発達障がいの診断・治療・支援のための研究を進めています。
いま当部門では、
自閉スペクトラム症の栄養療法確立を目指した
研究にご協力いただけるお子さんを募集しています。
詳しくはスクラム福井ホームページをご覧ください
〇「かおテレビ研究」への参加のお願い
主催:福井大学教育学部
顔テレビは、
人の顔や模様などの映像(2分間)
のどこをみているかを測定することで、
社会性を客観的に測定するモニターです。
この研究で、
「社会性の発達」に関連する事柄を明らかにできると考えています。
詳しくはスクラム福井ホームページをご覧ください。
〇「視線計測研究」への参加のお願い
主催:福井大学教育学部
人や人の顔などの社会的情報への注目には、
様々な要因が関連していることがわかっています。
しかし、
まだその詳細は分かっていません。
本研究は、
社会的情報の注目に関連する要因を
明らかにすることを目的としています。
詳しくはスクラム福井ホームページをご覧ください。
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発行 福井県発達障がい児者支援センター スクラム福井
お問い合わせ info@scrum-fukui.com
ホームページ http://scrum-fukui.com/
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