【経営をもっと楽しく】 ダイエイエコテック通信

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【経営をもっと楽しく】　ダイエイエコテック通信　vol.10　2009/10/1
 発行元：　株式会社ダイエイエコテック
（　　ＨＰアドレス：http://www.daieiecotech.co.jp/　　）

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皆さん、こんにちは。
ダイエイエコテック通信です。

お祭り騒ぎだったシルバーウィークも終わり、
（お仕事だった皆さんはお疲れ様でした）
秋の気候らしく少し落ち着きつつある今日このごろ。

落ち着いてきたところで、秋のおいしいものが気になってきます。
福井ならではのものというとまずはおそばではないでしょうか。
福井のそばは例年１０月下旬に収穫、１１月初旬に出回るようです。
まだ少し先ですね。

営業での会話のタネにもなる新そば。
そば打ちをされる方にでくわしてしまうと会話がなかなか止まない、
そんな難点もありますが、
やはり旬のものを待つというのはなかなかいいものですよね。


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１．経営がもっと楽しくなるプチ情報〔連載記事：６/７〕
　　　−「マーケティング」　マーケティングミックス

２．もっと知りたい！特集記事〔連載記事：４-１/４〕
　　　『緑の経済と社会の変革』よりピックアップ
　　　〜　テーマ３　<次世代自動車の普及>について

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１．経営がもっと楽しくなるプチ情報〔連載記事：６/７〕
　　　−「マーケティング」　マーケティングミックス

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今回は「マーケティングミックスの開発・実行」です。
前回までの内容で、標的市場（ターゲット）が決まり、
自社の立ち位置やスタンス（ポジション）が決まっています。
しかし、ここまでの作業を完璧に進めても、
その内容がターゲットとする顧客に確実に伝わらなくては
何の意味もありません。
こうした課題をクリアさせるのが、
今回のテーマでもある「マーケティングミックス」です。

さて、この「マーケティングミックス」の中には
必ず押さえておきたい重要な用語があります。
「４P」と呼ばれる用語で、
ある考え方（フレームワーク）を示しています。
Product（製品）、Price（価格）、Place（流通）、Promotion（プロモーション）
の頭文字をとり、「４P」というわけです。
ターゲットとする顧客に対して、この４Pを計画するわけです。
つまり、どの製品で、どの価格で、どの流通経路で、
どのプロモーションで売り出そうか、を考え・実践するわけです。

ラーメン屋の場合であれば、
自店で、とんこつ味のラーメンを、一杯５００円で、
近隣住宅へのポスティングにより販売する。

建築資材メーカーであれば、
ビルや住宅を建築するゼネコンや工務店に、
リサイクル壁材（ガラスからのリサイクル製品）を、１０ｋｇを１００円で、
訪問により販売する。

金属加工メーカーであれば、
各種家電や設備メーカーと、
金属加工を１加工（例：曲げ、パンチ）５円で、
共同開発により販売する。

社労士事務所であれば、
中小零細企業を対象に、
就業規則や賃金体系の見直しを一式３０万円で、
セミナー来場者へのフォローにより販売する。

いくつかの例を示しましたが、
これらはどれもが粗い内容となっています。
実際にはデザイン、パッケージング、サービス、保証、
割引、信用取引条件、販売促進、PR、
在庫、輸送、ロジスティクスなど、
重要性が高いと思われる因子を
限られた時間、労力、予算の中で計画することになります。
この緻密な作業は予想以上に困難で、
そもそも業種業態によっては因子がたくさんあり、
一つひとつが専門的であったりもします。
「デザインが悪く、顧客に評価されなかった」
「保証サービスが悪く、顧客離れが起きた」
「在庫数量が不適切で、販売機会を逃した」
このような話は枚挙に暇がありません。
シッカリと勉強するなり、
コンサルタントの助言をもらうなど、
最後までキッチリやりたいですね。

さて次回はマーケティングの第７段、
「マーケティングはPDCAの「P」」です。
いよいよ最後です。



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２．もっと知りたい！特集記事〔連載記事：４-１/４〕
　　　『緑の経済と社会の変革』よりピックアップ
　　　〜　テーマ３　<次世代自動車の普及>について

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今年４月に斉藤前環境相が提言した
『緑の経済と社会の変革』の中から
３つのテーマをピックアップして最新動向などを
お伝えしているコーナーでしたが、
皆さんもご存知の通り、この期間に政権交代が起こりました。

この提言の内容が今後どう反映され、新たな政策が
どう打ち出されるのか議論はこれからとのことですが、
ここでは「次世代自動車」の最新動向を見てみましょう。
（今回のもう一つのテーマだった「バイオ燃料」については
　スペースの関係で次回お伝えします。ご了承下さい。）

次世代自動車には、
○電気とガソリンの「ハイブリッド車」
○ハイブリッド自動車のバッテリー性能を強化した「プラグインハイブリッド自動車」
○充電可能なバッテリーによってモーターのみで動く「電気自動車」
○水素を燃料とする「燃料電池自動車」
○ＮＯｘ等の排出量を削減したディーゼルエンジンを備えた「クリーンディーゼル自動車」
○天然ガスを燃料とする「ＣＮＧ自動車」
○水素を燃料にした「水素自動車」
などがあります。

ハイブリッド自動車では新型プリウスの好調な売れ行きが
話題になっていますが、
自動車メーカー各社の最新のニュースをダイジェストで見てみましょう。
（日経新聞（09.8.21、22）より）

・マツダ
２０１１年に燃費を２割高めたクリーンディーゼルを投入。トヨタと連携しハイブリッド車参入も。
・日産自動車
２０１０年から電気自動車を量産、１０年秋に日米欧で発売。１２年から世界で量販。
クリーンディーゼルで車種追加も検討。２０１０年に日米にハイブリッド車を投入。
・トヨタ自動車
ハイブリッド車を強化。プラグインハイブリッドも年内にリース販売スタート予定。
２０１２年に米で電気自動車を発売。
・富士重工業
２０１１年にもクリーンディーゼル車投入。車種は「レガシィ」など主力車が候補。
ハイブリッドはトヨタと連携目指す。
・三菱自動車
主力ＳＵＶ「パジェロ」にクリーンディーゼルを搭載。電気自動車は年３万台規模に拡大。
・ホンダ
ハイブリッド車で車種拡大。２０１０年にスポーツ車や小型車などに。
クリーンディーゼルの国内投入は計画を凍結。１０年代前半に電気自動車を米に投入。
・スズキ
米ゼネラル・モーターズの技術を活用し、２０１１年にも北米にハイブリッド車を投入。

各社とも次世代自動車市場への参入の動きが相次いでいます。
特に米市場への投入が目立つのは環境規制強化の動きへの対応という背景もあるようです。
大市場となるカリフォルニア州では大手メーカーに、排出ガスを全く出さない車の
販売を増やすよう求める動きもあるのだとか。

ただし製造コストがまだまだ高額で、
量産技術が普及にとっての大きな課題となっています。
今後、世界的に次世代自動車の必要性が高まることは間違いなく、
その為に、各社が競って取組む中で課題解決へと
一歩一歩近づいていくことが期待できます。

また化石燃料に頼らない次世代自動車の必要性は
地球温暖化防止の具体策というだけでなく、
まさに化石燃料依存からの脱却というねらいも大きくあります。

地球にとっても、私たち消費者にとっても、
やさしいかたちで変革してもらいたいですね。

次回は今回のテーマにも関連しますが、
バイオ燃料の最新動向をお伝えします。





「経営をもっと楽しく」

株式会社ダイエイエコテック

福井県越前市白崎町73-1-3

TEL. 0778-24-4624  FAX. 0778-24-4626

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(address：http://ameblo.jp/strength-of-its-numbers/)

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