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【経営をもっと楽しく】 ダイエイエコテック通信
- Date: Fri, 1 Oct 2010 10:00:00 +0900 (JST)
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【経営をもっと楽しく】 ダイエイエコテック通信 vol.22 2010/10/1
発行元: 株式会社ダイエイエコテック
( HPアドレス:http://www.daieiecotech.co.jp/ )
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こんにちは、ダイエイエコテック通信10月号をお届けします。
ようやく酷暑が過ぎ去り、食欲が出始めた今日この頃…。
ここ数年、福井ではパン屋さんの動きが活発なようです。
規模は色々ですが、新しいパン屋さんがオープンしたり、
人気のパン屋が売り場スペースを拡大したりといったことがよく見られます。
パン好きの私には有難い話ですが、白いたい焼きや焼きドーナツなどのように
一時のブームとして色あせてしまわないといいなと思います。
こういう時にささやかれる、「福井人は新しいもの好き」という噂は本当なのでしょうか。
地元の商店、行きつけのお店をずっと大事にできる文化は素敵だなと思います。
いつの間にか、あそこにあったたこ焼き屋、大判焼き屋がなくなっていた、
というのはやはりさみしいものです。
さて、秋もこれから深まってきます。お気に入りのおいしものを食べにでかけましょう!
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1.経営がもっと楽しくなるプチ情報〔連載記事:3−7/4〕
−「バツグン営業部」 営業プロセス/契約
2.もっと知りたい!特集記事 〔連載:3/3〕
『カーボンマネジメント入門』
〜 < まとめ〜カーボンマネジメントにどう向き合うか >
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1.経営がもっと楽しくなるプチ情報〔連載記事:3−7/4〕
−「バツグン営業部」 営業プロセス/契約
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今回は営業プロセスにおける「契約」です。
セールスマンとしては一番喜びを感じるときですね。
困難が多かった案件、大きな案件ほど、
喜びが大きいものです。
次の仕事へのモチベーションとなるよう、
存分にその喜びを感じて下さい。
ただ喜んでばかりいると、
油断を招き、思わぬ失敗に繋がりますので、
メリハリは大切にしましょうね。
さて、「契約」時に注意すべきことは、
契約内容をしっかりと確認することです。
よくある話ですが、実際に取引が始まってから、
「こんなの聞いていないよ」
「最初の話と違うじゃないか」
という声を聞きますよね。
セールスマンが説明し忘れていたというケースもありますが、
説明が上手く伝わっていなかった、
先入観や固定観念により思い込みをしていた、
ということもあるので、
契約前に少し時間を頂いてでも確認をするようにしましょう。
こうした確認作業をしっかりとやっておくことで、
トラブルを回避できるほか、
「すごく丁寧に契約を進めてくれる」
と、こちら側の印象までよくなることもあります。
特にBtoCにおいては顧客との信頼関係がその後の取引に大きく影響するだけに、
是非やっておきたいところ。
さて、次回は「営業プロセス/納品」です。
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2.もっと知りたい!特集記事 〔連載:3/3〕
『カーボンマネジメント入門』
〜 < まとめ〜カーボンマネジメントにどう向き合うか >
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カーボンマネジメントに関して
今回お伝えしたいのは、次の3つのポイントです。
1) カーボンマネジメントは製造場面だけでなく、経営全般に関わるもの
2) 製造業以外の業種でも取り組むメリットあり
3) 費用対効果についての考え方
まずは1)について。
二酸化炭素の排出量を減らすことを考えると、
製造業においては製造現場が主体となってやるべきものと思われがちです。
しかし、現場にある情報、データだけで状況把握し目標を設定、といった取り組みは
限定的なものになる可能性があります。
二酸化炭素の排出というのは企業にとってリスクにもなりうるものであり、
会社が中長期的なビジョンを持った上で対応を検討していくべきものと言えます。
よって、法規制、ステークホルダーからの要望、自社の成長戦略…
といった各種要因との関連、バランス、優先順位をトップが勘案した上で、
方針・ビジョンを明確にし、個別目標や取り組みの指示を現場に落としていく、
― このような体制を作ることが求められます。
次に2)についてです。
日本のエネルギー起源二酸化炭素排出量の内訳を見ると、
産業部門が約40%、業務部門が約20%、
その他として運輸関連や家庭部門が約40%となっています。
業務部門は大部分を占めているわけではありませんが、
産業部門の減少幅に対してそれほど減っていないという傾向から
今後さらに取り組みが求められる可能性があります。
こんな場合に活用できる制度の一つが「国内クレジット制度」です。
経済産業省が主導しており、各地区で説明会等も開かれています。
この国内クレジット制度は、大企業が中小企業に技術・資金面で削減支援を行い、
そこでの排出削減分がクレジットとして認められ、
大企業は自主目標などに利用、中小企業は削減の取り組みの支援を
受けられるという双方にメリットのある制度となっています。
実際に取り組みを進めるにあたっての支援事業も各種用意されています。
製造部門だけでなく業務部門における削減事例も多数紹介されていますので、
「国内クレジット推進協議会」のホームページを一度ご覧になってみてください。
該当する取り組みがみつかるかもしれません。
最後に3)について、
カーボンマネジメントに取り組む際の費用対効果をどうとらえるかについて考えてみたいと思います。
カーボンマネジメントの過程で排出削減目標が達成できれば
当然ながらエネルギー使用量削減によるコストダウンが見込めます。
1) で述べたように全社的な取り組みにしていくことによる
人件費、設備を導入の際の費用等、かかるコストもあります。
カーボンに対する積極的な姿勢に対する評価、ブランド力の強化といった
プラスの影響も同時についてくるはずです。
これらは単純に数値化できない効果ですが、長期的な視点で備えていき、
企業としての強さにつなげていきたいものです。
排出権取引なども国の方針、法規制が未整備であるという状況もありますが、
今後企業ビジョンと絡め、全社的な取り組みととらえて
二酸化炭素の排出というものに向き合っていくことが肝要と言えます。
それでは今回はこの辺で。
次回をお楽しみに。
「経営をもっと楽しく」
株式会社ダイエイエコテック
福井県越前市白崎町73-1-3
TEL. 0778-24-4624 FAX. 0778-24-4626
HP address:http://www.daieiecotech.co.jp/
コンサルタント/佐竹悟のブログ『再出発!経営コンサルタントの奮闘記』
(address:http://ameblo.jp/strength-of-its-numbers/)
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