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中産大 おしらせメール
- Date: Tue, 19 Mar 2013 16:15:22 +0900 (JST)
 
■■□−−−−−−−−− 中産大おしらせメール −−−−−−−−−□■■
 本メールは(公財)ふくい産業支援センター・中小企業産業大学校の講座
 にご参加いただいた方等に、様々な情報をお届けしています。
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  【1】 人材育成方針の現状
  【2】 人材育成に関する悩みと、その理由
  【3】 中産大おすすめ講座のご案内
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今回は、企業のWebマガジンや各種統計資料を引用しながら、中産大の
お知らせを交えたかたちでお届けいたします。
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■組織における人材育成の現状■
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 産業能率大学が2010年に実施した人材開発に関する実態調査では、人材開発
 の方針(OJT・Off−JTどちらが中心となるか)を尋ねた結果、以下のよ
 うな結果が出ています。
  ・80%超 ;OJTが中心、もしくはそれに近い
  ・20%弱 :Off−JT中心(に近い)
 また、計画的OJTの機能状態についても尋ねた結果は以下のとおりです。
  ・12.6% :機能している
  ・51.8% :どちらかといえば機能している
  ・26.7% :どちらかといえば機能していない
  ・ 8.9% :機能していない
 肯定的な回答は6割強を占めたものの、「機能している」と答えた企業は12.6
 %に留まっています。
 程度の違いはあっても何らかの課題を抱えている企業が多いということが、よ
 くわかりますね。
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■人材育成がうまく機能しないのは?■
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 「機能していない理由…」上記数値より、こちらの方が気になりませんか?
 (OJTが機能してない理由:複数回答)
  ・73.5% :教える側に時間的な余裕がないから
  ・45.6% :仕組みが整備されていないから
  ・42.6% :教える側の能力が不足しているから
  ・36.8% :上司のOJTに対する意識が低いから
  ・23.5% :職場内コミュニケーションの頻度が減少したから
  ・11.8% :部下や後輩を育てても評価されないから
  ・ 8.8% :教わる側の態度や姿勢に問題があるから
  ・ 5.9% :その他
 うまく機能する組織になるためには、育成のやり方そのものはもちろん、組織
 としての考え方なども改めて見直しを図り、“変えて”いく必要があります。
 そこで力を発揮するのが、OJTを補完する外部研修などのOFF−JTです。
 実務的現場教育である前者に対し、後者は“業務の遂行上”の能力を高めるた
 めの外部(研修や講師を招聘しての)教育と言い換えればイメージしやすいか
 と思います。
 人材開発方針の中心とはなっていないOff−JTですが、OJT精度の向上
 や、知識やスキルの仕入れによる組織活性化を図っていくためにも、両者を適
 切に組み合わせた人材開発・育成プロセスの構築が個・組織の両面で重要にな
 ると思います。
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■中産大おすすめ講座ピックアップ■
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 これから新人などのOJT(部下育成)担当者に任命される若手・中堅社員の
 中には、今まで(直属の)後輩社員がおらず、人を育てた経験のほとんどない
 方も多いと思います。
 
 初めての人材育成を手探りで行うのは難しいですし、また、OJT担当となる
 方の多くは、現場の中核を担っている業務負荷が高い人たちです。そんな方々
 が、手間がかかる割に成果の見えづらい人材育成に仕事の優先順位を上げてま
 で取り組むには、相当の覚悟と自分自身による意味づけが必要となります。
 さらに負担となるのは、企業側の「できる限り早く戦力化してほしい」という
 OJT担当者と新人への思いです。
 3年程度で…から、1年で一人前に!など、スピードも要求される時代なので、
 「教える側に時間的な余裕がない」と、新人の資質・努力に期待するだけでは
 うまく成果を上げられないという事態が起こってしまいます。
 
 そこでおすすめするのが、こちらの講座です。
 ・“製造業のための”効果的なOJTの進め方(5月開催)
   http://www.fisc.jp/training_detail.php?eid=00151&state=2
 OJTをOff−JTで?矛盾する表現ですが、正しい理解とその実践が成果
 を向上させます。現在のOJTの見直しや学び直しを図ることで、現場や組織
 を変えていきませんか?。
 
 ※全業種対応型の育成講座はこちらから
  ・「自発的行動」を引き出す 部下育成講座(6月開催)
   http://www.fisc.jp/training_detail.php?eid=00195&state=2
 
 OJTの機能においては、教わる側の態度や姿勢も課題となっていました。
 上司と新人、双方の課題を同時に克服していくためには社会人としてのあり方
 をしっかり学んでいただくことも大切ですね。
 
 ・新社会人のための仕事の基本を学ぶ講座(4月開催)
   http://www.fisc.jp/training_detail.php?eid=00143&state=2
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