【大安発行】失敗しない！原価管理をはじめるときのポイント講座

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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Vol.20-22　2008.6.4 ━

　みなさん、こんばんは！



　ミヤシステムの　開発者愛娘　エリザベス　こと
　宮脇恵理（みやわきえり）です！



　いつもお読みいただいてありがとうございます！
　
　諸事情により全国的に発注が遅れていた公共工事も第一四半期終わりの
　６月ということで、徐々に発注がはじまったのではないでしょうか？


　しかし、その中でも相変わらずの一般競争入札による競争の激化

　私たちの大分県でも、最低制限の計算式を変更する旨の通達がなされ
　最低制限価格は今までより数％あがったので、建設企業は少しだけよい
　方向になったような気も・・


　とはいってもやはり設計より２０％近い金額を切っての競争が続いているので
　原価管理体制がしっかりしているのはもう必然ですよね。


　では、　大安吉日！


　今日も　はりきってまいります。
　あなたに、少しでもＨＡＰＰＹパワーを
　お届けできますように。　***ヾ(≧∇≦)ノ\\\"***♪

　
　まずは、もくじから

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>>>　失敗しない！原価管理をはじめるときのポイント講座　
　　　　〜まずは原価要素の準備から〜
>>>　編集後記　
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■>>>失敗しない！原価管理をはじめるときのポイント講座
　　　　〜まずは原価要素の準備から〜
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　最近　エクセルで原価管理しているけど、各部署で２重３重の
　入力がたいへ〜んε=ε=ε= 。・゜(゜ノT-T)ノ


　というお悩み相談が多いです。



　まず、原価管理を始めるときのポイント。

　社内で使用する原価要素の整備。
　これ重要です。


　・職員さんの日当は毎日いくらで計算しますか？
　・自社機械は償却済みだけど原価はかかるの？
　・リース機械を月極めで借りているから、毎日の原価なんて・・・
　・職員さんの給料はみんな一緒ではないけど、原価をだしてしまうと
　　ほかの人に分かってしまうし・・・


　こんな原価集計をする上での　小さな問題をひとつずつ解決し
　社内でル−ルを作っていきましょう。


　これ本当に原価管理の基本です！

　ソフトを使うとしても、エクセルで集計するとしても！


　これからの建設企業は　毎日の原価は集計しているというのは
　生き残りの用件となると私たちは考えています。


　でも日報を書く監督さんたちが、一番原価計算の妨げになるのは
　自社内の単価が決まっていないことが多いのです。

　購入する材料や、日単位のリース機械は金額がもちろん分かるはずですが。


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　参考例１：職員さんの日あたり単価の決め方。
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　ある会社の算定例を紹介します。

　Ａ、各人ごとの　総支給額、社会保険などの経費を足し年間の必要額を算出
　Ｂ、Ａで算出した金額を合計し、年間の平均出勤数で割り１日あたりの労務
　　　金額をだす
　Ｃ、Ｂで算出した会社の一日辺りの労務金額を職員数で割り、１人あたりの
　　　単価を決定する



　こうすれば、各人の給料などは予想されません。
　平均にする方法や、経験レベルを数段階設ける会社もあります。

　Ａの費用にボーナスなども含み、これらの金額を入れても実行予算以上の
　利益が確保できれば、ボーナス確保！ということでモチベーションを
　維持している会社もあります。

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　参考例２：月極めで借りているリース機械の日あたり原価
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　月極め機械の日あたり原価は　１月を何日でみるかです。

　一般的に建設企業は、祝日にも現場は動くことが多く、月の現場稼働日は
　２２日から２４日くらいで原価を算出する会社が多いようです。


　ここも社内ルールの中で、本当の原価を賄える日数にすることが
　ポイントです。

　また、この中で注意するべきことは、月極めの場合例え７日しか
　使用しなくても１月分の請求ということも考えられます。

　ここも社内でのルールを決めておくとスムーズに運用できます

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　参考例３：自社機械とリース機械
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　自社機械（償却済み）を１日単価９，０００円とします
　同様のリース機械（新品）を１日単価９，５００円とします。

　あなたなら、どちらを使いますか？

　自社の古い機械で９，０００円なら、リース機械の方がいい・・・
　こんな声を聞くことがあります。

　償却済みということは　日々の原価で９，０００円としても会社の原価として
　はかからないので、その分利益となることがあります。

　すると、これは担当の現場監督さんの評価につながります。


　同じように　ＡＬＬ外注施工で完成した工事の利益１００万

　自社施工で労務費５００万を消化したあとの工事利益５０万

　これも労務費を換算すると　どうでしょうか？


　原価集計だけではなく　この辺の考え方（ルール）も社内で決めることで
　より会社にとって有利な結果となり、ひいては職員さんにも跳ね返ってくる
　仕組み作りがより重要だと言えます！


　何度も繰り返しますが、社内の原価要素の決定は原価管理の入り口です。
　すぐにでも取り組みましょう！

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■>>>編集後記
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　生き残りセミナーを今週から中国四国地方で開催していますが
　http://www.miyasys.co.jp/wc-seminar2008/index.html
　お申し込みの方のメッセージに


　「今まで出来なかったのではなくて、やらなかった
　ことを今更ながら後悔しております；；
　これを期に第一歩を踏み出したいと思います。」

　「現在 会社を廃業しようか、続けていこうか悩んでいます。
　が・・今まで頑張ってきた事を無駄にしたくない。生き残っていきたい。
　という思いで参加を希望します。」

　と熱い思いをいただきました。


　私は新しいことをする時にいつも思うのですが、

　「やろう！」と決めたときが最高のタイミングだと思います。

　「やりなさい！」と言われてする時は、なかなか成果もでないので

　会社として取り組むときには、まずみんなの気持ちが「やろう！」と
　思うことが大切だと思います。

　そしてこのメッセージをいただいたことに私たちも気が引き締まる思いです。

　明日６／５は島根県　６／６は岡山県　６／７広島県
　での開催となっています。

　お申し込みはまだ若干受付できますので、ちょっと気になる・・・と言う方は
　ぜひどうぞ！

　http://www.miyasys.co.jp/wc-seminar2008/index.html

　

　そろそろお時間が参りました。
　また次の大安にお会いしましょう(^_-)-☆


　エリザベスがお送りしました。



　明日も　ご安全に！


　※みなさまの　熱いご意見もお待ちしています。
　　このメールを返信していただければ
　　ミヤシステムに　直接届くようになっています。

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     発行・企画・運営 ミヤシステム株式会社

 　  編集・執筆　　
　　 宮脇　貴代之　　北山　大志郎　　宮脇　恵理　　
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