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スクラムネット メールマガジン
- Date: Fri, 12 Aug 2016 14:00:00 +0900 (JST)
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メールマガジン スクラムネット No.51
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【配信元】福井県発達障害児者支援センター スクラム福井
【もくじ】
1..... リレーエッセイ
福井県こども療育センター
小児科 津田明美 先生 より
2..... 保育士のための事例で考える発達障害児へのワンポイント
3..... セミナー・研修会などの案内
4..... その他のお知らせ
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暑い日が続きますね。
お盆の時期などは
お休みを取られてご実家に戻られたり、
ご旅行に行かれたりする方も
いらっしゃると思いますが、
熱中症には
くれぐれもお気を付けくださいね。
お休み明けはリフレッシュして
仕事に邁進していきましょう。
それではメールマガジン スクラムネット、
51回目のリレーエッセイは
福井県こども療育センター 小児科 津田明美 先生 より
お送りさせていただきます。
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【リレーエッセイ】
福井県こども療育センターの小児科の津田です。
福井県こども療育センターのことはご存じでしょうか?
福井県こども療育センターは
医療と福祉の機能が一つとなった、
障害児のための総合療育機関です。
福井県立病院と屋根続き(県立病院の北側)に建てられています。
療育センターの入っている建物には、
お隣に東特別支援学校、
4階に特別支援教育センター、県立看護専門学校があります。
県立病院の建て替えに伴い、
平成19年に療育センターも新しくなりました。
県立病院と同じ敷地内にあり、
兼務の医師も多いので、
県立病院の一部のように思っておられる方もあるようですが、
県立病院とは、別の病院です。
連携を図るようにはしていますが、
組織上の制約があったりして、
利用される方からすると『?』と思われることもいろいろあるようです。
病院機能だけでなく、福祉の機能も持っているので、
一般の病院と異なるところもたくさんあります。
一般の病院の外来にあたるのが、
『療育相談部門』です。
診療科として、リハビリテーション科、整形外科、
小児科、児童精神科、耳鼻咽喉科等があります。
『療育施設部門』として
現在は、『医療型障害児入所施設つくし園』、
『福祉型児童発達支援センター つばさ』、
『児童発達支援・生活介護事業所 オアシス』
があります。
近年は、医療的ケアを必要とする、
重症心身障害児や発達障害といわれるお子さんの
相談・診療・療育が増えています。
センター受診は、
「小さく産まれたので育ちが心配」
「手足の動きがおかしい」
「歩くのがおそい」「言葉がおそい」というように、
発達の心配を主訴とすることが多いです。
ここ最近は「お友達と遊べない」「いうことをきかない」
「すぐ手が出る」「かんしゃくがひどい」
「学校へいきたがらない」等の行動や
生活のしにくさを主訴として受診するかたが増えています。
私自身の外来は、
現在はいわゆる『発達障害?』と思われる
お子さんの相談(診療)が殆どになってきています。
どうして、療育センターで仕事をするようになったのか?
発達障害がメインになったのは?
診療の中でどんなことを大事にしているのか?
ということを少しお伝えします。
出身は石川県金沢市。
福井県こども療育センターに異動したのは平成13年の秋。
福井県民になったのは平成5年で、
センターでお仕事をする前は、福井赤十字病院で
一般小児科医として勤務していました。
育った家は全く医療とは関係がありません。
小学生のときに「ナイチンゲール」の伝記を読んで、
「敵味方なく、看病し、親に内緒で夜中にまで勉強した!」
ということに感動したのが医療に関心を持ったきっかけです。
ナースキャップ(今はどこの病院でもないですね!)に憧れたのですが、
なぜか医学部に・・・。
小学校の卒業文集には、
「なんでも治せる、お医者さんになりたい!」と書いていました。
学んでいくうちに、
病気は、医師が治すのではなく、
患者さんが自分で治るのを
医師は手助けをするだけなのだ!ということに気づき、
そして、
治らない状態・病気というのがかなりあるのだ!ということを知りました。
病棟で見送った小さな命、生命は助かったけど、
後遺症が残った子たち、
病気のために長期入院していた子たち・・・。
いろいろな子供たちのことが思い出されます。
まだ、わかっていない病気の原因を探ったり、
治療法を見つけるべく、
何でも治せるように研究する!という道もあります。
一時期、
マウスを使った実験もしましたが、
基礎研究よりも、実際に子供たちの診療をしたい!と思い、
病院でのお仕事を続けています。
医学生だったころ、臨床実習で小児科を回った時に、
先輩から、
「小児科はハードな科。夜中に呼ばれることも多いし、
決して女性向きの科ではないよ。
結婚もするだろうし、子育てをしながら続けるのは大変だから、
よく考えて・・・」といわれました。
それにもかかわらず小児科に入局したのは、
「例え、自分のこどもがいなくても、
一生、赤ちゃんに、こどもに関わっていられるから・・・」
と思っていたからです。
「一人前に医師として仕事ができるようにならなくては!」
と思う一方で、
「結婚もしたので、自分の子育てもしたいなあ・・・」という
欲張りな生活を始めてしまいました。
先輩の言われる通り、
一般小児科医の勤務は厳しく、
今ほど、子育て支援の制度も整っておらず、
実家も離れていたので、
保育園にお願いしながら、
夫婦二人で協力して子育てもそして仕事も・・・
という日々が続きました。
毎日をこなすことに精いっぱいで、
研究会や学会等にも参加する時間もなく、
医師としての専門性を高めることがなかなか難しい・・・。
子どもを育てるようになって、
母としては、熱が出た時くらい、
『私が看病したい・・・』と思うけど、
仕事をする医師の立場からは、
『少々の熱では、仕事を休めない』と思ってしまう。
子どもを持つ前は、
『どうして、これくらいで、夜中に連れてくるの?』と
思っていましたが、
実際、我が子が熱をだして、夜が更けてくると心配になる・・・
そうした状況が続く中で、
「高度な専門性の高い医師」というのも
もちろん必要だけど、
ありふれた病気を親身になって診療し、
子育て支援の立場にたつ医師というのも
医師のひとつの姿では?と思うようになりました。
祖父母の手を借りることができなくて、保育園にあずけて、
夫婦二人で子育てをしながらの医師としての経験が、活かせることは?
と考えて、
療育センターに異動する前の、福井赤十字病院では、
≪育児外来≫を計画しました。
栄養課と協力しての離乳食教室や、
子育て相談会を開きました。
そうこうしている時に、平谷先生が開業されることになり、
療育センターで仕事をするお誘いがあったのです。
『育児外来を開いていた!』といっても、
それまでは、一般の育児です。
障害のお子さんは自分が受け持ちだった方は外来でフォローしていましたが、
そんなに多くはありません。
気がかりさを見つけると、
「専門の先生に診ていただきましょう!」と言って紹介していたのに、
今度は、自分が
『紹介される立場になる!専門の先生になってしまう!
私にできるかな?』と思ったのですが、
思い切って、お引き受けすることにしました。
平成13年の秋に異動してすぐに、
福井総合病院の療育外来が閉鎖されることになり、
一挙にセンターを受診される患者さんが増え、
その中には、いわゆる「気になる子」もたくさんおられました。
「気になる子」について勉強していくと、
自分の中にもその特性があることに気づき、
何となく、診断がつくこどもたちに親近感を覚えます。
自分自身の特性に気づいて対応を考えることで、
自分自身も生きやすくなってきました。
療育センターで診療を続けていくうちに、
障害のある子の特別な子育てがあるのではなく、
子育ての中心となることは変わらない、
ただ、その方法に工夫が必要という風に思えてきました。
そして、
自分の子育ての中で、もっとこうしていたら・・・と
思う部分もたくさんみつかりました。
そしていつしか、
私の外来はいわゆる「気になる子」の受診でいっぱいになりました。
いわゆる『気になる子』のフォローをしていくときは、
病院の機能だけでは不十分で、
生活支援の部分が求められます。
そこで、
「センター内で、生活の部分もフォローするには
どうしたらいいのか?」
「センター外との連携を図るにはどうしたらいいのか?」
ということを
センターのスタッフと一緒に試行錯誤しています。
現在、
療育センターの外来では、発達障害のフォローとして、
・子育て支援講座(保育士担当)
・療育教室(医師・心理士・療法士・ケースワーカー担当)
・特別外来 いるか外来(小集団指導)
くらげ外来(ペアレントプログラム)
とびうお外来(ペアレントトレーニング)
カナリア外来(学習会)
を開いています。
そのうち、
気になる子たちの水治療(プール)も・・・
と考えているのですけど・・・。
TEACCHの考え方、ABA、PECSの導入、
認知(行動)療法的な関わり、カウンセリング、
感覚統合療法、視知覚評価等、
ひとつの療法ではなく、
そのお子さんにそして、保護者の方に合う方法を探して、
支援しています。
(つばさ発達グループでの療育は、
外来(医療)ではなく、福祉での支援になります。
発達障害の特性をお持ちで、
身辺自立が未のお子さんが対象、
親子通園が可能な方が対象になります。
詳しくは、つばさにお問い合わせください。)
センター外の体制の充実も大切な仕事かな?と思っています。
障害福祉課やスクラム福井さん等と連携して、
発達障害者支援体制整備事業(子育てファイル「ふくいっ子」)や、
ペアレントメンター養成事業、
こどものこころの相談医養成事業等に協力しています。
市町の自立支援協議会、教育委員会、等の会議、
市町の発達相談会や、種々の講演会等で、
発達障害についての理解を深めていただけるように努めています。
センターの業務以外になりますが、
支援者のあつまり(アカンパニー)や
保育士さんとのあつまり(くじらの会)等で
センター外の方との学習会の時間を持っています。
(参加希望の方はご連絡ください。)
外来ではわからない子どもたちのようす、
実際の生活の場面での課題等がわかる貴重な時間です。
「工夫することで自分が感じた生きやすさをお伝えしたい!」
「こんな子育てができたら、もっと子育て楽しくなるよ!」
「幸せって、親が思う通りに育ってくれることではないかも?」等、
今までの診療の中で、そして、
自分自身の子育ての中で感じたことも
少し織り交ぜてお伝えできたら・・・と思っています。
『何でも治せるお医者さん』にはなれなかったけど、
『一生、赤ちゃんや子供たちに関わっていたい!』
という願いはかなっているようです。
福井に来て
我が子がお世話になった保育士さんと、
今度は園のお子さんを支援する立場の『同志』として
ご一緒にお仕事をすることも多いです。
保育園へ行くといろんな子たちがいて、
本当に楽しいです。
「どの子も、自分自身の人生が、
『まあ、まずまずだったんじゃない!』と思えますように!」
「どの親御さんも、毎日の生活、いいことも悪いこともあるけど
『子育て、楽しい。楽しかった!』と思えますように!」
その願いがかなうように、
今後もお仕事をしていけたら・・・と思っています。
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【保育士のための事例で考える発達障害児へのワンポイント】
続いてお送りするのは
保育士のための事例で考える発達障害児へのワンポイントです。
園でのいろいろな活動のなかで、
保育士さんたちが気がかりになることも多いと思います。
具体的な支援法を身につけるために、
さまざまな事例を学習して取り込んでいくことも大切です。
以下事例を参考に、少しでもお役にたてていただければと思います。
Q:園内での活動のときに、
じっとしていたり、
かと思えばぐずったり、
情緒が不安定な園児がいます。
その園児は
お昼寝の時になかなか寝付けなかったりします。
生活のリズム、
とくに睡眠のリズムが乱れているのかな、と
考えられるのですが、
どのように関わっていけばいいでしょうか?
A:子どもの生活リズムは、
大人の生活にも影響されて
乱れやすいものですね。
特に睡眠のリズムをつくるのは
幼児期の発達を促すためにも大切です。
園では、午前中に散歩や外での遊びをして、
適度な疲労があるといいでしょう。
お昼寝前のふれあいや、
先生との絵本の読み聞かせは、
子どもにとって
心地よいものとなり、
安心して入眠しやすくなります。
家での子どもの寝る時間、起きる時間を
お父さん、お母さんが気にかけて
ぐっすり眠れる環境をつくることの
大切さも伝えていきたいですね。
子どもの睡眠のリズムができるまで、
家族で夜8時以降のテレビを消して、
静かな環境をつくったり、
朝はしっかりカーテンを開けて
日の光を浴びるよう努力した例もあります。
また、就寝前は
スマホなどの動画を子どもに見せすぎないように
心がけていきたいものです。
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【セミナー・研修会などのご案内】
それでは
今後開催予定のセミナー・研修会予定の情報について
お知らせいたします。
○ちち☆ははサポートクラブ
スクラム福井では、
発達障害のお子さんを育てられている親御さんたちの集まりを
定期的に開催いたしております。
日ごろのお子さんの様子や子育ての悩み、
保育所や学校のことなどを語り合う場を提供し、
親御さんの仲間づくりのお手伝いができれば・・・
と思っています。
主催:福井県発達障害児者支援センター スクラム福井
平成28年
9月7日(水):敦賀(あいあいプラザ)
9月8日(木):勝山(すこやか)
9月16日(金):福井(福井市保健センター)
10月19日(水):鯖江(アイアイ鯖江)
10月26日(水):越前(越前市健康福祉センター)
各会場とも10:00〜12:00までのお時間となります。
※詳しくは
スクラム福井HP ちち☆ははサポートクラブ
を、ごらんください。
○成人期の自立生活に向けた勉強会
主催:福井県自閉症協会ライフスキル部
日時:平成28年8月21日(日) 14:00-16:00
場所:福井県社会福祉センター1階 大会議室
講師:岩田さおり先生
(福井県社会福祉協議会 地域福祉課 GL)
参加費:500円(資料代)(自閉症協会会員及び学生の方は無料)
定員:30名
申込締切:8月18日(木)
※詳しくは
スクラム福井HP 他機関の研修会のご案内
を、ごらんください。
○福井大学市民公開シンポジウム
「子育てと養育環境」
主催:福井大学 環境ISO
日時:平成28年9月3日(土) 14:00-17:30
場所:福井大学 アカデミーホール
基調講演「周産期医療から見た児童虐待」
講師:光田信明 氏(大阪府立母子保健総合医療センター)
講演「保育専門職とのパートナーシップによる養育者支援」
講師:渡邉多恵子 氏(日本保健医療大学)
講演「福井県の子ども・子育て支援」
講師:岩壁明美 氏(福井県健康福祉部子ども家庭課)
講演「子育て支援の意義を確認する
〜愛着障がいの脳科学研究〜」
講師:友田明美 氏(子どものこころの発達研究センター)
司会:松崎秀夫 氏(子どものこころの発達研究センター)
入場無料
申込期限:9月1日(木)
※詳しくは
スクラム福井HP 他機関の研修会のご案内
を、ごらんください。
○平成28年度子どもの心の診療医養成研修
平成25年度にスタートし、多くの皆様にご参加いただいております。
研修最終年度の今年度はADHDの治療と支援を中心した内容で実施します。
≪実践講座≫
【学齢期】
日時:平成28年8月21日(日) 9時30分〜12時
場所:武生商工会議所パレットホールA&B
内容:○講義「発達障害の捉え方と包括的支援」
〜診断方法と薬物療法の実際〜
講師 医療法人テレサ会西川医院
発達診療部部長、発達障害研究センター長 林隆 先生
○支援機関紹介 〜地域で活用できる支援機関〜
・福井県特別支援教育センター 指導主事(特別支援教育) 岸野美佳 氏
【成人期】
日時:平成28年10月30日(日) 13時30分〜16時
場所:福井県医師会館2階大ホール
内容:○講義「成人期の発達障害の捉え方」
〜ライフステージによる課題と二次障害〜
講師 京都大学大学院
医学研究科人間健康科学系専攻 教授 十一元三 先生
○支援機関紹介 〜地域で活用できる支援機関〜
・スクラム福井 相談員 野村眞弓 氏
・若狭町子ども・若者サポートセンター センター長 土阪何夜子 氏
※この研修会は医師が対象ですが保健、医療、福祉、教育関係者の方の聴講が可能です。定員(各会場120名)を超えた場合はお申し込みをお断りする場合があります。
※お問合わせは
福井県障害福祉課(0776-20-0634)または、福井県医師会(0776-24-0387)
まで
○平成28年度療育研修会
自閉スペクトラム症とコミュニケーション支援について
主催:福井県こども療育センター
日時:平成28年9月11日(日) 10:00-15:00
第一部(午前)理解コミュニケーションの支援
第二部(午後)表出コミュニケーションの支援
場所:福井県立看護専門学校4階多目的室
講師:門眞一郎 先生(京都市児童福祉センター副院長)
対象:発達障害に携わる保護者および療育関係者
定員:100名
参加費:無料
※詳しくは
スクラム福井HP 他機関の研修会のご案内
を、ごらんください。
○福井県自閉症支援者養成セミナー2016
主催:社会福祉法人 足羽福祉会
日時:平成28年10月8日(土)〜9日(日)
会場:足羽福祉会法人本部研修センター
講師:岩井栄一郎 氏(立命館大学)
講師:内田彰夫 氏(同号会社ぽると代表)
講師:山口舞 氏(野坂の郷)
定員:18名
対象:福井県在住またはお勤めの方で
自閉症児者への支援に携わっている方
参加費:15000円(資料代含む)
※詳しくは
スクラム福井HP 他機関の研修会のご案内
を、ごらんください。
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【その他のお知らせ】
○MRI検査の協力者を募集
福井大学子どものこころの発達研究センター
(福井大学医学部附属病院)では、
「子どものこころの発達」にかかわる
脳内ホルモン「オキシトシン」の効果を
MRI検査で確認する研究をしています。
※詳しくは
スクラム福井HP 子どものこころの発達研究センターより を
ごらんください。
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発行 福井県発達障害児者支援センター スクラム福井
お問い合わせ info@scrum-fukui.com
ホームページ http://scrum-fukui.com/
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