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スクラムネット メールマガジン
- Date: Fri, 7 Sep 2018 18:00:04 +0900 (JST)
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メールマガジン スクラムネット No.76
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【配信元】福井県発達障害児者支援センター スクラム福井
【もくじ】
1..... 発達障害の事例で考えるワンポイント
2..... セミナー・研修会などの案内
3..... その他のお知らせ
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まだ残暑は続きますが、
夏の思い出は作れましたか?
今年は記録的な猛暑で、
とにかくびっくりでしたね。
さて、いよいよ9月に入りましたが、
今年は福井で国体がありますね。
直接会場に見に行くのも
いいかもしれませんね。
それでは、
発達障害の事例で考えるワンポイントです。
【発達障害の事例で考えるワンポイント】
対人援助の基本は
自己理解と他者理解、そして
数々の事例から
実践例を学ぶことだと思います。
以下事例を参考に、
少しでも学びのお役に立てれば、と思います。
Q:自閉傾向のある保育園の年長の男の子です。
まだ言葉がなく、
時々気に入らないことがあると
パニック状態になります。
寝転んで、
手足をバタバタして泣きわめくのです。
これから、どんな風に育つのか、
とても不安です。
学校に行けるのか、
就職できるようになるのか、
悩みは、つきません。
A:毎日の子育ての中で、
子どもが思うように育ってくれないと
将来はどんな大人になるのだろうか、
と不安になるものですよね。
そんな時、
前向きになる方法を考えていきましょう。
1、大人になるまでの目標を持つ
?発達障害の子育て中の先輩のお母さんに、
いろいろ話をしてみましょう。
日頃の悩みや、
将来の不安を話して、
アドバイスをもらえると落ち着くものです。
小学校、中学校、高校、就職など
いろんなライフステージのお子さんの話を聞けると、
わが子の子育ての目標になるでしょう。
?発達障害に関する本を、読んでみましょう。
幼児期から大人までの療育の本を
挿絵いりで
わかりやすく書いた本もあります。
自分に合った本を選んで、
時々、読み返してみましょう。
わが子の成長を確認しながら、
次の目標を考えるきっかけになるでしょう。
2、子どもの自己肯定感を育てる
?良いところや得意なことを
伸ばすように育てていきましょう。
毎日の生活の中で、
子どもの悪いところばかりに目がいくものです。
でも、絵が上手、走るのが速い、優しい性格など、
何か良いところを認めて
自己肯定感の持てる子に育てましょう。
?お手伝いに誘ってみましょう。
洗濯物を干す。
洗濯物を取り込んでたたむ。
食器を並べる。
食器を洗う。
靴を並べる。
など、毎日の家事を一緒に楽しみましょう。
お手伝いが身につくと、
感心するほどルーチンワークとして継続できます。
また、動物と触れ合う機会を持つことが、
子どもの情緒の安定につながると聞いたことがあります。
体を動かす事、
働くことが好きになると、
将来の就労にもつながっていくでしょう。
将来の不安を一人で抱え込まず、
保育園、学校、就労など、
いろんなライフステージで
相談相手を持つことをお勧めします。
スクラム福井でも、
集団のお話会(ちち☆ははサポートクラブ)や
個別の相談を行っています。
参加してみてください。
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【セミナー・研修会などのご案内】
それでは
今後開催予定のセミナー・研修会予定の情報について
お知らせいたします。
○ちち☆ははサポートクラブ
スクラム福井では、
発達障害のお子さんを育てられている親御さんたちの集まりを
定期的に開催いたしております。
日ごろのお子さんの様子や子育ての悩み、
保育所や学校のことなどを語り合う場を提供し、
親御さんの仲間づくりのお手伝いができれば・・・
と思っています。
主催:福井県発達障害児者支援センター スクラム福井
平成30年
9月12日(水):敦賀(あいあいプラザ)
9月13日(木):大野(結とぴあ)
参加・ご利用時間は10:00〜12:00までのお時間となります。
(南越前会場のみ9:30〜11:30までのお時間予定です。)
※詳しい内容は詳細決まり次第
スクラム福井HP ちち☆ははサポートクラブ
に掲載する予定です。
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【その他のお知らせ】
○「就コミュ」のご案内
就コミュ! は
インターネット上で
職場でのさわやかなコミュニケーションのポイントを
遊びながら学ぶサイトです。
国立青少年教育振興機構「子どもゆめ基金助成活動」の
助成を受けて
日本設備管理学会 就労支援技術研究会にて
開発されたサイトです。
ゲームの主人公の立場で、
就職活動や職場でのコミュニケーションを疑似体験できます。
どのような話し方が相手に好印象を与えるか、
考えながらチャレンジしてみましょう。
就コミュのサイトは
http://www.syucom.org/ をごらんください。
○ADHDのお子様を持つ母親へのペアレント・トレーニング
研究参加者募集
主催:福井大学 子どものこころの発達研究センター
「たくさん褒めて育てたいのに、つい叱ることのほうが多くなってしまう」
「わが子の行動の意味を知りたい、よい関わり方が分からなくて困っている」
「子育てをより楽しむ方法を知りたい!」
そんな子育て中のお母さんをサポートするための【ペアレント・トレーニング】
に参加してみませんか?
対象者:ADHDの症状が顕著にみられる6〜12歳のお子さんを持つお母さん
条件:全13回(週1回・約2時間)のプログラムに全て出席可能な方
親子パスタづくり(計2回)・インタビュー・アンケート
親子MRIのご協力(計3回)
トレーニング内容:
・ADHDとは?原因や症状・治療について学ぼう
・お母さん自身のストレスとの向き合い方のコツを学ぼう
・ADHDのお子さんの行動に対する効果的な対処法を知り、実践してみよう
日程:2018年 秋頃から(参加者が集まり次第、随時開催)
※日程は後日要相談
謝礼:全13回参加 13000円分の商品券
全2回親子パスタ作り・全3回MRI検査協力 別途謝礼あります
※詳しくは
スクラム福井HP 他機関の研修のご案内
をごらんください。
〇自閉症eサービス@ふくい主催 基礎講座
【日時とテーマ】
・11月25日(日) 10:00〜12:30
特性理解とペアレンツトトーク
・11月25日(日) 13:30〜16:00
評価から支援
・12月16日(日) 10:00〜12:30
構造化のアイデア
・12月16日(日) 13:30〜16:00
コミュニケーション
【講師】
・11月25日(日)
中山清司氏(自閉症eサービス代表)
浜瀬享也氏(おひさまはうす・自閉症eサービス@ふくい)
・12月16日(日)
山口舞氏(野坂の郷・自閉症eサービス@ふくい)
内田彰夫氏(合同会社ぽると・自閉症eサービス@ふくい)
【会場】
・福井県社会福祉センター
11/25(日)→→→ 1階 大会議室
12/16(日)→→→ 2階 身障第2研修室
【定員】
・50名(先着順)
【受講料】
・年間パスあり:無料
・年間パスなし:3,000円/回
【申込み方法】
添付の申込書に必要事項をご記入いただき、
自閉症eサービス@ふくいまでFAX
または郵送でお申込みください。
※詳しくは
スクラム福井HP 他機関の研修のご案内
をごらんください。
〇「重症心身障害のある子どもの健康と活動の支援について
〜和らぎ苑と大阪府の取り組み〜(仮)」
日時:平成30年12月2日(日)午前半日
場所:福井県こども療育センター(4階 看護専門学校 多目的室)
講師:榎勢 道彦 氏
(四天王寺和らぎ苑 児童発達支援管理責任者 理学療法士)
主な対象者:保護者、療育関係者
連絡先:0776-53-6570 (福井県こども療育センター)
担当者:平鍋・大川 (内線3553)
※詳しくは
スクラム福井HP 他機関の研修のご案内
をごらんください。
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発行 福井県発達障害児者支援センター スクラム福井
お問い合わせ info@scrum-fukui.com
ホームページ http://scrum-fukui.com/
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